Lefoto(レオフォト)の三脚や雲台などについての情報や、実際に購入して使用している製品のレビューなどの記事をまとめています。
一般的に中国製品と言えば、安かろう悪かろうなので、仕事がらみで使用するようなものに関してはなるべく避けるようにしているのですが、中国メーカーの中には、中国メーカーらしからぬ高品質な製品を扱うメーカーも数少ないながら存在します。
そんな希少なメーカーの一つがLeofoto(レオフォト)で、三脚や雲台などの写真撮影用の機材を製造している中国メーカーです。
初めてLeofotoの名前を聞いた頃は、中国から様々な低品質の製品が販売されていた頃だったので「どうせ中国メーカーでしょ」と思っていたのですが、身の回りでLeofotoの製品を使用しているカメラマンの評判も良かったことから、僕自身も実際にLeofotoの三脚を購入したのがLeofotoとお出会いの始まりです。
実際に手にしたLeofotoの三脚を見て、その価格に見合わないしっかりと作り込まれた質感に驚き、以降、必要な撮影機材は基本的にLeofotoを中心に買い揃えるようになったのでした。
Leofotoは一般的な中国メーカーの製品と比べると価格は高い機材になりますが、品質を良くするためには中国製でもコストをかけなければいけないということでしょうし、逆に考えれば価格と品質は比例するということでもあると思います。
高いと行ってもGITZOやRRS(Really Right Stuff)などの超一流メーカーと比べると半額以下の価格で、品質に対して非常に買いやすい価格というのも魅力の一つです。
Lefotoについて
Leofotoというメーカーについて
Leofotoに興味を持ち、Leofotoについていろいろ調べているうちにLeofotoについてそれなりに詳しくなってきたので、歴史や製品の特徴などについてまとめています。Leofotoが一体どういうメーカーなのかについて知るのに役立つ情報になっています。
2020年のLeofotoの展開と今後の方向性について思うこと
新製品ラッシュだった2020年のLeofotoの動きをもとに、今後のLeofotoの展開などを考えて見ました。
Lefoto(レオフォト)の製品も三脚や雲台を始めとしていろいろな種類やシリーズがあるので、知識を深めたく、いろいろと調べてLefoto(レオフォト)の製品を理解しやすいようにまとめています。
Lefotoの製品の基礎情報
三脚
Lefoto(レオフォト)の三脚はカーボン三脚に特化していて、それぞれの特徴や用途に応じてシリーズ化しています。
コンパクトなレンジャーシリーズ、より本格的な撮影に使用できるサミットシリーズ、スタンダードモデルのアーバンシリーズ、強度をアップしたマウンテンシリーズなどがあります。
詳しくは下記のページでまとめていますので参考にしてください。
Leofotoの三脚と雲台の組み合わせとサイズ感
Leofotoの三脚と雲台には用途や機材に応じて使い分けできるように様々なサイズが展開されています。
三脚と雲台の組み合わせで気になるのが、お互いを組み合わせた時のサイズのバランスかと思います。三角が大きくて雲台が小さくても、三脚が小さくて雲台が大きくてもアンバランスでカッコ悪いので、なるべくバランスが良く、マウント部分と雲台のベース部分のつなぎ目が目立たない組み合わせを選びたいものです。
そこで、僕が持っているLeofotoの三脚と雲台をそれぞれ組み合わせて、それぞれの組み合わせのサイズ感について検証してみました。
Leofotoの三脚と雲台のスペックリスト
Leofotoの三脚と雲台のスペックリストをまとめています。
レベリングベース
水平垂直を出すためのレベリングベースもLeofotoの製品では豊富に揃っています。ただし、新しいラインナップのシルバーとブラックのパーツから構成された製品以外は品質的にはあまり期待できない感じもあるので、もしLeofotoのレベリングベースの購入を検討している場合には注意が必要です。
Lefotoの三脚レビュー
僕が実際に購入して使用しているLefoto(レオフォト)の製品についてのレビュー記事を下記にまとめています。
三脚 LS-223C
持ち運びに便利でコンパクトな三脚を探していて見つけたのがLeofotoのレンジャーシリーズのLS-223Cでした。
最も高くした状態で368mmなのでカメラの目線は腰高くらいになりますが、収納した際の長さが250mmでカメラバッグにも余裕で収まるサイズのコンパクトさが魅力で購入した三脚です。
高さが出ないので本格的な撮影には不向きですが、日常的に持ち運びするには軽量コンパクトで携行性が高いですし、室内でちょっとした動画などを撮影する際にも使用できるので大変便利です。
三脚 LS-225C + 自由雲台EB36
Leofotoのカーボンミニ三脚のLS-223Cを買って、Leofotoの三脚の品質の良さに満足した僕は、携行性の高い軽くてコンパクトな旅行用の三脚を探すことにしました。軽くてコンパクトという点ではLS-223Cでも満足だったのですが、あまり高さが出せないというところが問題で、もっと高さが出せる三脚が欲しいと思ったのでした。
そこで目をつけたのがLS-225Cです。品番からも読み取れるように最大脚径が22mmなので一般的な三脚で言えばかなり脚の細い三脚になるので耐荷重重量は、APS-Cサイズのミラーレスカメラまでがベストになると思いますが、脚を完全に伸ばした状態で雲台部分に体重を乗せてもしっかりとした剛性があり、スペック以上のしっかり感があります。
軽量コンパクトながら高さが120cmを超え、自由雲台を使用すればカメラ目線で150cmくらいの高さにすることができるので、旅行やお気軽な散歩撮影に携行するにはベストな三脚になっています。
このLeofotoの小型カーボン三脚のLS-225Cについて、下記のページでレビューしていますので、参考にしてください。
三脚 LS-284CVL
Leofotoの三脚のLS系列(レンジャーシリーズ)の中で唯一センターポールを備えた三脚。
QUICK SWIFT SYSTEMと呼ばれるセンターポールの縦横を切り替えられるシステムで、俯瞰撮影などを簡単におこなえる三脚です。
機内持ち込みサイズに収まる持ち運びにも便利なサイズのトラベラー三脚に類する三脚ですが、俯瞰撮影目的に購入をしてみました。
下記の記事で俯瞰撮影などのサンプルを含めたレビューを掲載ています。
三脚 LS-323C
Leofotoの三脚の中で最もコストパフォーマンスが高いと評判のLS-323C。
32mm径のしっかりした三脚で、3段三脚でセットアップも早くできるので、収納高さえ妥協できれば最強の三脚とも言えるLS-323Cのレビューです。
三脚 LM-365C
Leofotoのシステマチック三脚であるサミットシリーズの中の一つであるLM-365Cのレビューです。
脚の最大径が36mmでありながら5段で機内持ち込みも出来るサイズで、剛性と拡張性、コンパクトさを兼ね備えた三脚です。
下記の記事でレビューしています。
三脚 LM-404C
三脚 LM-404C
Leofotoの三脚の中で最も脚の太いLM-40シリーズ。その中で最も伸長の高いLM-404Cについてのレビューです。
サミットシリーズと呼ばれるLeofotoの最高峰を目指したシリーズの中の40mmの極太三脚なので、その他の三脚と比べるとガッチリした三脚です。
ギアセンターポール GC-404C
サミットシリーズ(LM系列)用のギア式センターポールを購入したのでその使用感などをレビューしています。
微妙な高さ調整はギア式センターポールがあれば非常に楽に行えるため、通常の物撮りなどではマストとも言える三脚アクセサリーの1つです。
テーブル三脚 MT-03
日本国内でLeofoto(レオフォト)がそこそこ知れ渡るキッカケとなったのがミニ三脚のMT-03です。
小さいながらも折りたたみ式になった二段式の脚で脚の角度を自由に変更できるなようになっています。非常に特徴的な脚の使いやすいミニ三脚です。
ミニ三脚としては価格はそこそこ高価な製品になりますが、その性能やデザインから価格以上の満足感が得られるお勧めの三脚です。
Leofotoのミニ三脚LM-03については下記のページでレビューしていますので、参考にしてください。
Lefotoの雲台レビュー
自由雲台 LHシリーズ
LH-55
Leofotoの低重心自由雲台LHシリーズの中で最もボール径の大きなLH-55の購入レビューです。
ボール部分の径が55mmで圧倒的に大きく、耐荷重量も25kgというかなりゴツい自由雲台ですが、果たしてスペック通りの固定力があるのかなどを含めてレビューをしています。
LH-40
Leofotoの中型自由雲台のLH40の購入レビュー。
僕が所有しているのはレバークランプタイプのLH-40PCLになります。
ボール部分の径が40mmで極端に大きくもなく小さくもなくでバランスの良い自由雲台です。
LH-40と似ていると言われたRRSのBH-40と比較してみました。
自由雲台 NBシリーズ
NB-46
Leofotoの自由雲台の基本3系列の中の一つであるNBシリーズの自由雲台の中で最もサイズが大きいNB-46の購入レビューです。
特徴としてはコンパクトなサイズとフリクション機能で個人的にはLHシリーズの自由雲台よりも扱いやすいと感じました。
詳細なレビューは下記の記事でまとめていますので参考にしてください。
ギア雲台
ギア雲台 G4
Leofotoのギア雲台で評価の高いG4。アルカスイスのギア雲台D4によく似たギア雲台で、コンパクトで軽量さが特徴になっています。
物撮りなどの構図決定に非常に便利な雲台で、微妙な角度調整などかなり効率的に調整することができます。
Leofotoの製品の中では少し価格が高いのですが、ギア雲台として考えればかなり安い価格設定ですし、価格以上に満足度の高い雲台です。
下記の記事で詳細をレビューしていますので、参考にしてください。
ギア雲台 G2
レオフォトのギア雲台G2の購入レビュー。
G4に比べても軽量コンパクトなギア雲台です。コンパクトながらもカッチリとした質感でしっかりとギア雲台の仕事をしてくれる小型のギア雲台です。
同じLeofotoのギア雲台ですがG4とG2では操作感や動作も少しずつ違います。
結果として「購入してよかったなぁ」と思えるギア雲台を下記の記事でレビューしています。参考にしてください。
ギア雲台 G4とG2の違いについて
Leofotoのギア雲台G4とG2の違いについてまとめています。同じ様に見えるギア雲台ですが、それぞれに特徴があるので、用途に応じて使い分けるというのが正しい使い方になるかと思います。
小型自由雲台 MBC-20
レオフォトの小型自由雲台でレバークランプとパンニング機能の付いたMBC-20の購入レビュー。
手のひらで包める程度のコンパクトで軽量な小型の雲台でありながらも、耐荷重量は8kgでフルサイズカメラでも載せてられるスペックが魅力の小型自由雲台です。
スライディングアーム HC-28
俯瞰撮影などができるようになるマウントタイプのスライディングアームHC-28の購入レビューです。
レンジャーシリーズなどのセンターポールレスの三脚でもお手軽に俯瞰撮影が出来るようになる便利なアイテムです。
ハーフボールレベリングベース
ハーフボールレベリングベース LB-66
Leofotoの旧製品のハーフボールレベリングベースLB-66についてのレビューです。
Leofotoの製品は旧製品の品質は価格に対して品質はそれほど良くないものも多く、このハーフボールレベリングベースLB-66もちょっとがっかりしてしまう品質の製品でした。
ハーフボールレベリングベースを購入するのであれば2019年に刷新されたRRSやKIRKなどのレベリングベースと同じ機構を採用したレベリングベースから購入するのが良いと思います。
下記の記事では旧製品のLB-66の購入レビューをしています。
ハーフボールレベリングベース YB-75LC
Leofotoのシステマティック三脚であるサミットシリーズのLN-365Cで使用するためのレベリングベースとしてハーフボウルレベリングベースのYB-75LCを購入しました。
同じタイプのレベリングベースとして旧型のVHB-75を所有していましたが、サイズが小さい、品質が悪いなどでまともに使用できなかったため、新しいハーフボウルレベリングベースであるYB-75Lシリーズが販売になったタイミングで購入した次第です。
価格は高くなりましたが、質感も操作感も良く、良いアイテムだと思います。
ビデオ雲台 BV-10
Leofotoのビデオ雲台のBV-10は、軽量、コンパクト、安価、アルカスイス互換で、本格的ではないけれど、軽く動画を撮りたいと考えている人や、野鳥撮影でシステムをできるだけ軽くしたい人にとって最適なビデオ雲台だと思います。
購入レビューは下記のページで解説しています。
Lefoto(レオフォト)のアクセサリーレビュー
クイック・リンクセットQS-60
雲台を三脚から着け外しするのを簡単にしてくれるアクセサリーです。
アルカスイスのクイック・リンクセットとよく似た製品ですが、使い勝手はなかなか良く、手持ちの全ての雲台と三脚をこのクイック・リンクシステムに換えても良いかなと思えるくらいの便利さがあります。
雲台を頻繁に変更するような人には是非おすすめしたいシステムです。
マルチクランプ MC-80
三脚を立てられない場所でも、手すりやポールなどがあれば、カメラを固定できてしまうマルチクランプ。
マルチクランプと言えばRRSの製品が有名ですがLeofotoからも同様のマルチクランプが販売されています。サイズは大小様々に展開されていますが、その中で二番目に大きなMC-80を購入したので、その使い勝手や使用用途などについてまとめています。
マルチツール LMT-10
センターポールレス三脚のレンジャーシリーズに取り付けるためのウェイト用フックHK-01の購入レビューです。
Leofotoの三脚には1/4インチネジ付きのカラビナが付属していてウェイトを提げたい時はそれを使用すれば良いのですが、もうすこししっかりとウェイトを提げたい場合には少し不安な強度です。
そこで使用したいのが、耐荷重量10kgまでぶら下げられる専用のフックというわけで、早速購入してみました。
マルチツール LMT-10
三脚などのメンテナンスに便利な六角レンチやドライバ0などがセットになったマルチツールであるLMT-10。
RRSから発売されているMTX® MULTI-TOOにそっくりなマルチツールです。
ビットツールと呼ばれるドライバーの先が交換パーツになっていて、コンパクトながら多くの種類のツールを使える持ち運びに便利なツールセットです。
LMT-10はミニポールやスマートフォン用の持ち手としても活用することができます。特にLeofotoのミニ三脚であるMT-03などとの相性が良いです。
下記の記事で詳細をレビューしていますので、参考にしてください。
多目的スライドプレート
パノラマ撮影やカウンターバランスをとるのに便利なのがスライドプレートです。
非常にシンプルなプレートなので、使用してみるまでは、なかなかその有難みに気づくことができませんが、一度使い始めると、撮影時にありがちな、ちょっとした不便を解決してくれるのに気がつくはずです。
Leofotoの多目的スライドプレートを使用してスライドプレートの便利な使い方について下記のページでまとめています。
マクロスライダー
スライドプレートはマクロ撮影でも使用しますが、スライドプレートをマクロ撮影でより便利に使えるようにしたのがマクロスライダーです。
スライドプレートに付いたギアを使用することで、カメラをミリ単位で動かすことができ、マクロ撮影でのフォーカススタック(深度合成)用の撮影がしやすくなるなど、とても便利なプレートです。
マクロスライダーについては、下記のページで購入レビューをまとめていますので、参考にしてください。
サクションカップ SC-80
通常の石突よりも接地面積の大きな吸盤型の石突を使用することで、より三脚を安定させることができるサクションカップ石突の購入レビューです。
石突
Leofotoの三脚で使用されている石突は金属の占める割合が多くなっているため、通常の石突と比べると重量などで歪むことが少なく、機材を乗せた時の画角のズレが少なくなるような工夫がされているようです。
しかし、Leofotoの三脚LM-404Cを使用していると石突が歪んで画角がズレてしまうような現象があり、気になったので、大きさの違う石突に交換して、検証してみました。
その他
雲台のクランプ交換方法
Leofotoの自由雲台NB-46を購入したものの、クランプ部分が旧式だったためパンニング機能が備わっていなかったこともあり、撮影をより便利に効率的におこなうために、レバー式クランプのPLC-60を単品購入して、NB-46に付け替えをおこないました。
クランプを外す際にはクランプの固定ネジにロックタイトが使用されているため、取り外しは少し苦労するかもしれませんが、クランプを交換すると、一気に便利度がアップします。
興味のある人は下記の記事でクランプ部分の交換方法などについてまとめていますので、参考にしてください。