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【Leofoto】カーボン三脚 LS-225C+EB-36(LH-25)購入レビュー

更新日:

leofotoは(レオフォト)の小型カーボン三脚であるLS-225Cを購入しましたので早速レビューしてみたいと思います。

Leofotoカーボン三脚LS-225C+EB-36(LH-25)

Leofotoのカーボン三脚LS-225C+EB-36購入レビュー

日頃持ち歩くのに大きな三脚は荷物になってしまうのでなるべくコンパクトで軽量な三脚が欲しくてLeofotoカーボン三脚LS-225Cを購入しました。

LS-225Cの基本スペック

段数: 5
脚径: 22/19/16/13/10mm
全伸長: 1270mm
収納高: 450mm(自由雲台LH-25含む)
収納時の径: 74mm
最低高: 130mm
重量: 0.93kg(自由雲台LH-25含む。三脚のみだと0.75kg)
耐荷重重量 4kg
開脚: 23度/55度/85度

LS-225CはLeofotoの三脚シリーズの中のレンジャーシリーズと呼ばれるモデルで、センターポールを排除したデザインになっていて脚を閉じた際のコンパクトさが特徴の三脚です。

ちなみにレンジャーシリーズはLeofotoの三脚の中では最もスタンダードな三脚になります。

小型の三脚としては先にLeofotoのLS-223Cというミニ三脚を購入しており、普段持ち歩くにはLS-223Cでも十分ではあったのですが、全伸長が368mmしかなく、もう少し高い視点から写真を撮影したい時に不便を感じていたので、もう少し高さの出る三脚を導入したいと思い、選択したのが今回のLS-225Cになります。

ミラーレスカメラ用の小型カーボン三脚

Leofotoの三脚の品番は
[シリーズ名+最大脚径 段数]
という表記になっています。

つまりLS-225CはLS(レンジャーシリーズ)で最大脚径が22mmの5段という三脚になります。

最大脚径が22mmというのは、一般的な三脚で考えると細いですし、段数も多いので、必然的に耐荷重重量は4kgと低めなため、ミラーレスカメラ用のコンパクトな三脚と考えた方が良いでしょう。

ミラーレスと言ってもレンズが大きくて重くなるフルサイズ機などで使用するのは負荷が大きすぎると思われるのでAPS-C機以下で使用するのが良いと思います。

これくらいのコンパクトな三脚は日常のちょっとしたお散歩撮影や、荷物をあまり増やしたくない山登りのサブの三脚、旅行などのお供として便利なサイズになると思います。

自由雲台EB-36とのセット(現行品はLH-25)

自由雲台EB-36とのセット

僕が購入したのはLS-225CとEB-36と呼ばれる自由雲台とセットで、海外から個人輸入で購入しました。2019年11月時点でLeofotoの本家ホームページにもEB-36とのセットは無く、LS-225CとLH-25がセットになっている製品が現行品になると思われます。

自由雲台のEB-36はベース部分とクランプ部分が360度回転する2パン機構になっています。2パン機構のメリットは、基本的なパンはベース部分を使用して、ボールヘッドを傾けて水平を出した場合などはクランプ部分のパンで調整できるようになります。いずれのパン部分にストッパーが付いていて、より便利に使用することができます。

中国国内仕様と海外仕様で同梱物が異なる

Leofotoの製品は個人輸入した方が安く入手できますが、中国国内向けと海外仕様の違いがあったり、最近ではアリババなどの中国サイトでは出品されていなかったりするので、以前に比べると購入しづらくなっています。すぐに欲しい場合は、国内の輸入代理店から購入するのが最も確実な入手方法になるかと思います。

LS-225C+LH25のセットで見ると、日本で購入できるセットには最大伸長を200mm伸ばせるセンターポールが付属してきますが、中国から個人輸入すると付属していません。

いろいろ調べてみると、基本的には同じ内容で販売されていることが多いですが、Leofoto側で国ごとに仕様を分けている場合もあれば、販売代理店がマジックアームなどのオマケを付けたり、価格を割引するなどで少しずつ内容物が違っている場合も多いです。

どこで購入するかは、その時々やサービス内容や保証内容で決めるのが良いかと思います。

Leofotoのカーボン三脚LS-225C+EB-36詳細レビュー

Leofotoが中国メーカーにも関わらず評価が高いのは、価格が安いということだけではなく、お値段以上に品質が良いというところにあります。

このあたり、実際に手に取ったり、細かい部分を確認したりすると「あ、なんだか良いモノだな」というのが感じ取れるのですが、ブログの写真では伝えきれないですね。実物はヨドバシカメラの新宿西口店などに行けば確認できると思うので、是非手にとって品質を確認して欲しいと思います。

また、実際に使用してみた中で「調子が良いなぁ」と感じたりする部分も多いですので、そのあたりを理解するには使い込んでいくしかないのですが、まぁ基本的に品質の良いの三脚であるというところを念頭に読み進めていただければと思います。

Leofoto LS-225の全体的な印象

Leofoto LS-225の全体的な印象

軽量コンパクトな三脚

Leofoto LS-225Cとにもかくにも軽くて非常にコンパクトな三脚です。

機内持ち込みできるスーツケースにも余裕で収まるだけでなく、バックパックのサイドポケットに差し込んでも邪魔にならない大きさです。

センターポールが無いため、収納時は足元から頭部分まで真っ直ぐな棒のような状態になるので、嵩張るということがありません。

5段の脚を全て伸ばした場合は175cmの僕の身長で雲台部分が胸元くらいの高さになります。目線の高さまでが欲しいと考えると「ちょっと足りない」感じですが、日常使いや旅行先で使用する携行しやすい三脚と考えればある程度の割り切りは必要でしょう。

コストパフォーマンスと満足度の高い三脚

細かい部分にまで目を凝らして粗探しをしてみても「この価格でここまでするかぁ」と逆に感心してしまうレベルの質感です。

GITZOやRRSなどの世界的な三脚メーカーと比べると、使用感や所有欲を含めての差は当然のように出てくると思いますが、価格差ほどの差が品質にあるのかと言われると「無いかもしれないねぇ」と言わざるを得ないくらいの製品になっていると思います。

少なくとも、同価格帯の有名メーカーや国産メーカーの三脚を買うくらいであれば、Leofotoの三脚を購入した方が絶対に高い満足度が得られると思います。

Leofoto LS-225Cのディテール

指が回ってしまうほどの細さ

指が回ってしまうほどの細さ

Leofoto LS-225Cの脚を閉じた状態だと、親指と中指が回ってしまうくらいのコンパクトサイズになります。要するにペットボトルよりも細いというわけですね。まさに携行性を優先してデザインされたトラベラー三脚です。

非常に良い質感

Leofoto LS-225のディテール

一昔前の中国製品のイメージと言えば、バリ取りもしていない、エッジの面取りもしていないなど、使用する前から安っぽさ全開というモノがほとんどでしたが、そういう粗悪な中国製品のイメージを持ったままLeofotoの三脚を手に取ると「えぇぇ!?。中国製もここまでの品質のものが製造できちゃうの?」という感じで、かなりの衝撃を受けることになります。

Leofoto LS-225のディテール

CNCで削り出されたという金属パーツも質感がよく、カッチリとしたした印象です。開脚角度の切り替えもカチンカチンと精度良くガタの無い感じで気持ちよく所定の角度でロックしてくれます。

Leofotoの三脚

三脚の脚を留めるボルトのヘッドにもLeofotoの文字を刻印するなど、細かな部分まで手を抜いていない感じが伝わってきます。

カーボン三脚

全体的な佇まいも、価格からは考えられないような、そこはかとない高級感のようなものが醸し出されています。

「コスパが良い」「三脚はLeofotoでもう良いんじゃないかな」などという評価が多く見られるLeofotoの三脚ですが、噂に違わぬ良い三脚だと思います。

しっかりした剛性

しっかりした剛性

非常に質感の良い三脚ですが、そのコンパクトさ故に、全ての脚を伸ばした場合、最も細い部分は10mm径という細い脚になってしまいます。

ここまで細い脚だと剛性が気になるところですが、全て脚を伸ばした状態で雲台部分に体重を乗せてみても、たわんでいるという感じはほとんどなく、スペック以上のしっかりとした剛性があるように思います。少なくとも中国基準の耐荷重重量の表記ではなさそうです。

とは言え、三脚自体に重さがないので、ウエイトをぶら下げるなどしないと三脚自体が安定しないという問題はあるでしょうし、それほど重たいウエイトを下げられないでしょうから、諸々考えれば、APS-C以下のミラーレスカメラで使用するというのがベストな三脚だと思います。

機能拡張できる1/4インチ穴

三脚にウエイト

三脚のマウントの裏には1/4インチのネジ穴が空けられています。ここに付属品のカラビナを取り付けると、ウエイトが下げられるというわけです。

カラビナ

付属品のカラビナはこんな感じです。カラビナに1/4インチネジが付けられていて、これを三脚のマウントの裏側のネジ穴にネジ込むことで三脚に取り付けることができます。

残念なのは、写真でも伝わると思いますが、このカラビナの質感は100円ショップで5個セット程度で売られている程度のの安っぽさです。伝統的な中国品質です。1/4インチネジの精度も良くありません。まぁゴミですね。

こういう「手を抜けるところはあからさまに手を抜く」あたりが中国メーカーかなと思います。Leofotoの製品も三脚や雲台は良い品質だと思うのですが、少し毛色の違う製品を購入すると、「絶対に自分のところで作ってないだろう」と思えるような昔ながらの中国品質のOEM製品のような品質の製品だったりします。

中国メーカーは日本の感覚では信じられないようなことも平気でやってのけるので、中国メーカーをそんなに簡単に信用してはいけないというのはLeofotoであっても同じです。

Leofotoの三脚

話がそれてしまったので本題に戻します。こんな感じでカラビナを三脚のマウントの下に取り付ければ、ウエイトを下げられるようになります。

ただし、先にも書いたようにカラビナの品質はゴミです。使わないほうが良いくらいのゴミ品質です。せっかくの三脚を台無しにしてしまいくらいのゴミ品質なので使わない方が良いと思えるくらいです。加えて非常に取り付けづらいので、一度取り付けたら取り付けっぱなしにしたいのですが、脚を閉じると邪魔になるので使わない時は外すことになります。要するにあまり実用的なツールではなかったです。

1/4インチ穴

三脚のマウント部分のサイド側にも1/4インチネジ穴が空けられています。ここにはマジックアームなどを取り付けてライトやマイクなどのアクセサリーのために拡張させることができます。

もちろんマジックアームは別売です。品質はしっかりしていて、それなりの値段がしますが、あれば便利なアクセサリーなので一つ2つは持っておきたいですね。

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自由雲台EB-36とLH-25

自由雲台EB-36とLH-25

小型でもしっかりとした固定力のある自由雲台

レオフォトの自由雲台はRRSの自由雲台と瓜二つなどと言われています。「ここまでソックリで大丈夫かな?」とユーザー側が要らぬ心配をしてしまうくらいのレベルで似ています。

このあたりのモノづくりに対する姿勢や感覚は「やはり中国メーカー」と言わざるを得ない部分で、日本人の感覚からすれば「ここまで出来るのであればオリジナリティを出せば天下が取れそうなのに」と思ってしまうのですが、そこが出来ないのもまた中国メーカーなのかもしれません。

実際問題で「ソックリ」ということを理由に、嫌う人も少なからず居るので、非常に勿体ないというのが正直な気持ちです。

そんな風に期待してしまうのは、やはり品質が良いからで、Leofoto LS-225Cとセットになった自由雲台EB-36も、ガタが無く素晴らしいカッチリ感です。

一眼レフ機などの重量のあるカメラでもしっかりとカ固定してくれますし、ロックを緩めれば滑らかに雲台を動かすことができます。これらはきっと加工精度の高さ故の性能だと思うので「どうしてこの技術でオリジナリティのある製品を造らないのか?」という疑問が否が応でも沸くわけです。

LS-225Cにジャストな大きさの雲台はEB-36やLH-36

LH-25

LS-225は耐荷重重量が4kgなので現行でセットになっている自由雲台のLH-25(耐荷重重量6kg)でスペック的に十分だと思いますが、LH-25はミニ三脚のLeofoto TM-03などと相性の良い自由雲台でLS-225のマウント部分の径よりは一回り小さくなっています。

そのためLS-225CにLH-25を取り付けると、上記の写真のように、少し段差が出来てしまいます。この点についてはLeofotoの三脚のデザインが良いおかげで、三脚のマウント部分と雲台のサイズが多少違っていても違和感はそれほど感じないので、けして悪くはない組み合わせだと思います。

EB-36

スペック的には自由雲台のLH-25でも全く問題ないでしょうし、見た目的にもけしておかしくはないのですが、せっかくであれば見た目にもこだわりたいという人はEB-36かLH-36という36mmのボールヘッドが備わった自由雲台を選択してみるのが良いでしょう。

Leofoto LS-225Cのマウント部分の径とEB-36のマウント部分の径が同じなので、組み合わせると完璧な一体感になります。

もちろんLH-36などの雲台は別売なので別で購入する必要がありますし、雲台を変えた場合、LH-25が余ってしまいますが、ミニ三脚のLT-03など、アクセサリーパーツで使用することも多い雲台なので、複数持っていても困ることはないと思います。

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携行性を優先して機能を割り切ることができればLeofoto LS-225Cは軽量でコンパクトな素晴らしい三脚

携行性にこだわって機能を割り切れば軽量でコンパクトな素晴らしい三脚

Leofotoのカーボン三脚LS-225Cの総合的な評価としては、軽量コンパクトな割には、しっかりとした剛性があり、気軽なお散歩レベルの撮影や旅行のお供としてはなかなか優秀な三脚だと思います。

もちろん「これ一本あれば全て大丈夫!」というようなオールマイティな三脚ではなく、使用するのにはある程度の割り切りが必要で、一眼レフなどの重たいカメラを使用したり、風が強いような場所では使用する三脚としては華奢すぎるので、もう一回り大きな脚のLS323やLS284Cなどがおすすめになるかと思います。

● 重たいカメラやレンズを使用しない
● それほど高さを求めない
● 携行性こそが正義

という感じで、携行性を最優先してキッパリと他のことは切り捨てられるくらいの気持ちがあれば、大変満足出来る三脚になるはずです。

実際問題で僕自身、旅行に持っていくのに携行性の良い三脚を探していたのですが、LS-225Cであれば、持ち運ぶのに荷物にならないですし、気軽に旅先に連れていくのに最高の三脚だと思っています。「あ〜、三脚を持ってくればよかった。。。」と思うような場面がなくなりそうです。

そんなわけで、APS-Cのミラーレス機使いの僕にとってはいつでもどこでも連れて行ける究極のトラベラー三脚になりそうな気がします。

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