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LeofotoハーフボールレベリングベースLB-66購入レビュー

投稿日:

パノラマ撮影をしようと思うと水平を出すのが非常に重要だったりするわけですが、三脚で水平を出すのは足の長さを何度も調整したりする必要があります。

その作業をできるだけ簡単にしたくて水平出しが簡単にできるレベリングベースを購入しました。購入したのはLeofoto(レオフォト)のLB-66と呼ばれるレベリングベースです。

LeofotoハーフボールレベリングベースLB-66

LeofotoレベリングベースLB-6べ基本情報

LB-66基本スペック

● マウント部直径 66mm
● 全高 45mm
● 水平可動範囲 -17°/+17°
● マウントネジ 3/8"-16
● マウントネジ(底部) 3/8"-16
● 耐荷重量 10kg
● 重量 276g

LB-66について

旧製品

Leofotoのハーフボールレベリングベースは2019年に刷新されたので、このLB-66は旧製品になります。
製品名の通りでマウント部分の直径が66mmとなっています。

2020年4月現在でまだ販売は継続されていますが、サイズ違いでマウント部分の直径が60mmのレベリングベースLB-60が2019年に生産終了となっていますからこのLB-66も生産停止になるのは時間の問題かと思います。

新しいラインナップとしてLB-75/LB-75S、LB-65、LB-60となっていて2019年に発表がありました。2020年4月現在で販売されているものはLB-60だけです。

新製品 LB-65基本スペック

● マウント部直径 65mm
● 全高 60mm
● 水平可動範囲 -15°/+15°
● マウントネジ 3/8"-16
● マウントネジ(底部) 3/8"-16
● 耐荷重量 18kg
● 重量 206g

Leofotoのレベリングベースは2019年に刷新されてRRSやKIRKのレベリングベースと同様の形状になり、デザイン的にもスペック的にも向上したと思います。

しかも、価格は旧製品とほぼ同等なので、Leofotoのレベリングベースの購入を検討しているのであれば、迷わず新製品の方を購入した方が良いでしょう。

僕はまだ新製品のレベリングベースは持っていませんが、試した方の話などでは質感も良く使い勝手も良いとのことです。

Leofoto レベリングベースLB-66について

Leofotoの製品は現行製品と旧製品では品質が違う

個人的にはLeofotoの製品はとても気に入っていて、いくつもの三脚や雲台を購入するほど大好きなメーカーではあるのですが、品質を信頼しているのは「現在の製品群に限って」という感じです。

というのも旧製品群の品質は現在製品とは品質が異なるように思えるからです。

僕が初めて購入したLeofotoの製品は三脚で「中国製品とは思えない品質で非常にコストパフォーマンスが高い製品だ」ととても感動しました。以来Leofotoの製品で機材を揃えたいと思うようになり、今までにいろいろなLeofoto製品を購入してきました。

基本的にはどれも大変満足できる製品なのですが、ときどき「あれ?」と思うような品質の製品を見つけることがあります。それらの製品はLeofotoの代表的な製品であるカーボン三脚や自由雲台などと比べると、明らかに品質が低いのです。

それは精度だったり、見た目の安っぽさだったり、質感の悪さだったりするわけですが、とにもかくにも「おや?」と思わせられる製品が混じっているのです。

いろいろ購入する中で気がついたのは、それらの製品は全て旧製品だということ。レベリングベースのLB-66もその中の一つなのですが、荷物が届いてワクワクしながら手に取った瞬間に「何だこりゃ?」思うような品質だったため、非常にガッカリさせられました。

旧製品にはOEMと思われる他社製品がゴロゴロ

最近のLeofotoの製品ではほとんど見られませんが、過去の製品では他社製品のラインナップの中にLeofotoの製品と同じような製品がゴロゴロ見つかるものがあります。

デジカメウォッチの取材記事の中で触れられtいますがLeofotoはもともとOEMメーカーだったという話もあるので、Leofotono工場で作った製品をOEM供給していたとしても全く不思議はありません。

参考 → 話題の中国三脚「レオフォト」のこだわりが凄い!|デジカメウォッチ

ビデオ雲台 GH-20

Leofotoの旧製品の小型ビデオ雲台にGH-20というものがあったのですが、同様のものがMENGSやAdnoerなどの中華メーカーでも見つかります。

Leofoto

Leofoto

MENGS

Mengs

Andoer

Andoer

レベリングベースLB-68

GH-20の他にも、LeofotoのレベリングベースLB-68も同様にいろいろなメーカーから同様のものが見つかります。これだけ特徴的なデザインの製品がいくつも見つかるというのは、OEMと考えてほぼ間違いないのではないかと思います。

Leofoto

Leofoto

MENGS

Mengs

NEEWER

Neewer

このような感じで旧製品群は他のメーカーでも似たような製品が沢山見つけることができるのです。その他にも下記のような製品が見つかります。

ハーフボールレベリングベースのLB-66も同様

LB-66
Photo via:https://www.cyfrowe.pl/aparaty/glowica-genesis-gear-lb-66.html

話を本題に戻しますが、ハーフボールレベリングベースのLB-66も例外ではなく同じような製品が他メーカーで見つかります。ワンサイズ小さなLB-60も同様です。

OEM製品であるか否かをはっきりと断言することはできませんし、OEM製品であったとしても、中国では特に珍しいことではないので「それはそれ」という感じです。

日本のメーカーやり方で考えると驚いてしまうわけですが「ものづくり」の起点が、日本メーカーと中国メーカーとでは根本的に違うのでどうしようもない問題かなと思います。日本や海外メーカーの場合はオリジナルの製品を開発するところからスタートしますが、中国の場合はOEMやODMからスタートするのですからね。

問題は品質

OEMのような製品がメーカー違いで出回ること自体は中国メーカーの場合は珍しいことではないので「それはそれ」で済ませられるのですが、残念なのはその品質です。

Leofotoのカーボン三脚を手にした時ような「低価格でもこんなに品質が良いものが作れるのか!」と感動させられる高品質なものではなく、価格なり、あるいは割高なレベルの品質だったりするので、非常にガッカリさせられてしまうのです。

ここで誤解しないで欲しいのは、NEEWERなどの格安中華メーカーの製品のように、ここ数年の中華メーカーの製品は「価格は安いけどそれなりに使える」くらいの品質になっているかと思いますが、Leofotoの旧製品もそのレベルの品質はしっかりと保ってはいます。

ただ、その品質と価格のバランスが悪く「この品質で価格がそれなりにするんだったら他のメーカーの製品を買ったほうが良い」と思うようなレベルなのです。

Leofotoの製品の評価が高いのは、製品の価格に対して品質が非常に良いという部分です。Leofotoの生命線はまさにそこで、一般中華メーカーレベルの品質で価格は他のメーカーよりも高めではLeofotoを選択する価値は一切ありません。

実際問題で僕がLeofotoのレベリングベースのLB-66を購入した際には、このようなOEM的な品質の類似製品が多数出回っていることを知らずに購入してしまい、届いたLB-66の品質の低さに一瞬で違和感を覚えたものでした。

結果として、LB-66について調べてみると、OEMのような低品質な製品を購入してしまったことに気が付き、非常に腹立たしい思いをしたのでした。

誤解のないように何度も書きますが、低品質と言っても使えないレベルの品質ではなく、そこそこちゃんと使えるものではあります。しかしLeofotoの三脚や自由雲台レベルの品質を期待して購入した場合にはガッカリさせられる製品であることは間違いないと思います。

怪しい製品の見つけ方

Leofotoの製品でOEM的な品質のように思える製品を見つけるのにヒントとなるのは「LB-66」などの製品番号です。

何故かしらこれらの製品の製品番号は同じ場合が多く、気になる製品は製品番号で検索してほかメーカーから同じようなものが出ていないかチェックすることでフィルターになると思います。

このようなフィルタリングをするとLeofotoのL型プレートなどもほかメーカーから似たようなものが見つかったりするので、個人的にはちょっと怪しいなと感じています。2020年4月現在のLeofoto公式からも削除されていることを思うと恐らくそうなんじゃないかなと思います。

一流メーカーのOEMを請けている?

Leofotoの製品は品質が高いにも関わらず価格が安いことや、製品のデザインが一流メーカーの製品と似ているようなところから、一時期「一流メーカーのOEMを請けているんじゃないか?」と考えるような人も少なからずいたようです。

もしかしたらそのようなこともあるかもしれませんが、僕個人の見解としては「一流メーカーのOEM元ってことは無い」だろうなと思っています。

というのも、日本で知名度が高くなる前のLeofotoの製品は今のように品質が高かったわけではなく、今のように高級三脚路線ではなかったと思われるので、一流メーカーのOEMを供給するような感じではないんですよね。

Leofoto ハーフボールレベリングベースLB-66レビュー

本題からだいぶズレてしまいましたが、一応レビューもしておきます。

自由に動く雲台で水平出しが簡単

自由に動く雲台

自由に動く雲台

上記の写真のように雲台部分を自由に動かして水平を素早く出すことができます。今更説明するまでもないくらいの便利なレベリングベースですね。一応、油圧な感じで少しの抵抗とともに動かせます。

もちろん水準器も付属しているので水平を確認しながら動かせます。

写真を撮り忘れてしまって申し訳ないのですが、ロゴの反対側にはハーフボールをロックするためのレバーがあり、レバーを締め上げれば雲台を固定することができます。

雲台の回転防止のイモネジやローレット加工など

回転防止のイモネジ

台座の側面には雲台の回転を防止するためのイモネジをねじ込む穴もあり、ボトム径が60mm以上の雲台であればしっかりと固定することができます。ボトム径が60mm以下の雲台の場合は、固定ネジが雲台の側面に当たってしまうようになるので注意が必要です。

回転防止イモネジや、ローレット加工など、最低限の使いやすさと品質は確保されているような感じではあります。

写真を見た感じだと、それほど安っぽさもない感じなんですけど、日本価格で実売15,000円程度と言われると「えー?ちょっと高いよね?」と思うような質感と品質です。

台座サイズ66mmの微妙さ

台座サイズ66mmの微妙さ

LB-66の台座サイズはその名の通りで66mmなのでLeofotoの標準的な雲台(LH-40やギア雲台G4など)のボトム径は60mmに対して少し大きめです。なのでこれらの雲台と組み合わせた時に3mmほど段差が出来てしまいます。

見た目が悪くなるわけではないですが、揃いをなるべく綺麗にしたい、少しの段差も気になってしまうのであればLB-60を選択した方が良いでしょう。

確かに雲台の台座が大きいと、より大きな雲台を使用したい場合には安心感がありますが、例えばLeofotoの自由雲台で最も大きなLH-55などを使用したい場合、ボトム系が70mmを超えるのでLH-66でははみ出してしまう状態になるため、よりしっかりと支えたいのであればワンサイズ上のLB-75という選択になると思います。

いろいろ考えるとLB-66というのはちょっと中途半端なサイズなんですよね。

耐荷重量10kgに疑問

耐荷重量は公式のスペックで10kgですが、少し長くて重いレンズ(800g程度)を取り付けると、レバーをきつめに締めないとズルズルと雲台が傾いてしまいます。

レバーを指が痛くなる程度に締めてもしっかりと固定されず、レバーが曲がってしまうんじゃないかと思うくらいにキツキツに締めてようやく固定される感じですが、それですら手で「グググっ」とやれば簡単に動いてしまいます。

そんなわけで固定力は弱いです。重たい機材を使用した時に水平で固定するのは難しいだろうなと思います。

なので、例えばLeofotoのパノラマキットであるLEP-02などと一緒に使用したいと思っても、パノラマキットの重さ自体に耐えきれず全く使い物になりません

Leofoto ハーフボールレベリングベースLB-66まとめ

LeofotoのハーフボールレベリングベースLB-66のレビューのつもりが半分以上は中国製品にありがちなOEM製品の内容になってしまいました。

結論として、まぁ軽い機材で用途を限定すれば使えないことはないですが、期待して購入するとガッカリしてしまう程度の品質と性能のハーフボールレベリングベースです。

日本での販売価格は15,000円程度ですが、同様の製品が6,000円〜7,000円で購入できるので、わざわざLeofotoの製品を購入する価値があるか?と言われるとノーでしょう。

新しいハーフボールレベリングベースは良いと思う

ハーフボールレベラー付き三脚CEXシリーズ
Photo via:https://leofoto.com/products_detail.php?id=367

ハーフボールレベリングベースLBシリーズ

LB-66に関してはボロクソな評価になってしまいましたが、基本的に現行製品の品質に関しては信頼をしているので、これからハーフボールレベラーの購入を考えているのであれば、LB-75やLB-65、LB-60などはきっと良い品質だと思います。

実際問題で僕自身も新しくハーフボールレベリングベースの購入を検討しているのでLB-60かLB-75あたりを考えています。

ハーフボールレベラー付き三脚CEXシリーズ

ハーフボールレベラーは必要に応じてマウントを変えられるので利便性が高いですが、使用するとどうしても高さが出てしまうのが何店です。三脚とセットでレベリングベースの購入を考えていて、装備をなるべく簡素化したい人には、三脚にハーフボールレベラーが一体になったレンジャーのCEXシリーズがおすすめです。

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Lefoto(レオフォト)の製品に関する情報は下記にまとめていますので興味のある方は参考にしてみてください。

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