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Leofotoのカーボン三脚 LS-323C購入レビュー

更新日:

Leofotoのカーボン三脚で「コストパフォーマンスが高い」と評判のレンジャーシリーズLS-323Cを購入したので詳細や使用感などをレビューしてみます。

Leofotoのカーボン三脚 LS-323C概要

Leofotoの三脚 LS-323C概要

LS-323C基本スペック

● 最伸高 1520mm
● 最低高 95mm
● 収納高 650mm
● 関節 3(32mm/28mm/25mm)
● 耐荷重量 20kg
● 重量 1.42kg
● 収納時直径 φ96.5mm
● マウントネジ 3/8"
● 開脚 23度/55度/85度
● 付属品 三脚バッグ/ステンレス製スパイク など

仕様の違いについて

上記はLeofotoの公式ページを参照したスペックですが、Leofotoの製品は購入した時期や、どこで購入したか(国内正規販売店経由や海外個人輸入など)で仕様が異なることが時々あります

LS-323Cも、細かな部分で仕様が異なる製品が流通しているよですので、把握している範囲での仕様の違いについて解説しておきます。

ゴムグリップの有無

Leofotoの三脚のレンジャーシリーズは基本的にゴムグリップが無くカーボンがむき出しの脚になっています。なのでLS-323Cもゴムグリップの無い三脚のはずですが、2020年春くらいから日本国内で流通しているモデルは三脚の三本の脚のうちの一本にゴムグリップが装備されたものに仕様が変更されたようです。(LS-323CとLS-324C)

ただし、Leofotoの公式SNSやホームページなどではこの仕様変更に関するアナウンスが一切無い(2020年5月現在)ことなどから、恐らく日本の正規販売店経由で購入するモデルのみの仕様になるのではないかと思います。

また、その他のサイズのレンジャーシリーズの三脚は通常通りでゴムグリップが無いタイプのままのようなので、グリップが欲しい場合には別途レッグウォーマーを購入する必要があります。

レッグウォーマーはLeofotoからも正規品が販売されています。

マウントネジの仕様

マウントネジの仕様

Leofotoの三脚のマウント部分のネジは二重構造になっていて太ネジ(3/8インチ)と細ネジ(1/4インチ)の両方を兼ねることができるようになっています。

僕が購入したLS-323Cも二重構造のマウントネジになっていましたが、二重構造ではなく3/8インチネジ専用になっている場合もあるようです。

この件についてはLeofotoに直接確認して得た回答では「32mm径の三脚の場合は小さなカメラを載せることは無いと思われるので、3/8インチ専用のネジに変更した」とのこと。

確かにLeofotoの公式のサイトを確認すると一部の写真ではネジ部分が二重構造になっているものが確認できるものの、基本的には3/8インチ専用のネジになっているようです。

ただ、ゴムグリップが採用された新しいモデルでも二重構造になったネジの場合もあるようなので、二重構造になったマウントネジの仕様も日本市場向けの可能性もあります。

付属品のセンターポールの有無

国内正規輸入品にはセンターポール(DC282)が付属しているようです。

Leofotoの公式サイトのLS-323Cの詳細ページでもセンターポールは付属品として含まれていないようなので、センターポールが付属しているのは国内正規輸入品だけなのかもしれません。

しかし、僕が国内の販売店(有名カメラ機材店)から購入したLS-323Cにはセンターポールは付属していなかったんですよね。。。

何故、僕が購入したLS-323Cにはセンターポールが付属していなかった理由はよく分かりません。個人的にはセンターポールはあまり使用しないので特に拘ることはないですが、センターポールも欲しいと思っている方は購入前にセンターポールの有無を確認をした方が良いかも知れません。

国内正規輸入品のレビュー動画

国内仕様のLS-323Cについては星景写真家の湯浅さんの動画レビューが詳しいので動画を貼っておきます。

参考 → 星景写真家 湯浅光則 さんYoutubeチャンネル NORI PHOTO

LS-323Cの評判など

Leofotoの製品の評判などをいろいろと調べている限りで、最も購入レビューが多いのがこのLS-323Cかと思います。要するに売れている三脚だと思われます。

理由として

● フルサイズカメラでも耐えられる32mm径の太い脚
関節が3段なので素早いセットアップができる
コストパフォーマンスが非常に良い
● サイズの割に軽量
● 収納時に500mlのペットボトルと同等の太さになる
● 最伸高が1520で雲台を含めればアイレベルをクリアできる

などの多くの利点があり、収納高の650mmが妥協できるのであれば、Leofotoの三脚の中でも郡を抜いて使い勝手の良い三脚になるのではないかと思います。

抜群のコストパフォーマンス

Leofotoの製品は海外と国内での価格差が大きいので海外からの個人輸入で購入する人も多いと思います。実際、僕自身も急ぎで欲しい製品以外は海外から個人輸入で購入することが多いです。

ただし、何でもかんでも個人輸入すれば安くなるかと言えばそういうわけではなく、関税や送料などを考えると個人輸入するよりも国内正規輸入品を購入した方が安い場合もあります。

特にアクセサリーなど元々の価格が安い場合などは個人輸入するよりも国内販売品を購入した方が安い場合が多いです。

個人輸入するか国内正規輸入品を購入するかの判断の一つが中国大陸の販売価格と日本の販売価格の換算レートです。

Leofotoの製品は製品ごとに換算レートが異なるようで、換算レートが良いものに関しては個人輸入をするよりも国内正規輸入品を購入した方が良くなるのです。

目安として、中国元のレートが「1元=17円」くらいで考えると、海外価格と国内価格のバランスが良い感じになると思います(2020年5月現在で1元=15円)。

これにクレジットカードの外貨決済手数料や、送料、関税も頭にいれておく必要がありますから「1元=20〜23円」くらいが消費者的には個人輸入した方が良いか国内正規輸入品を購入した方が良いかのボーダーラインになります。

中国大陸価格と国内価格のレート感(2020年5月現在)

さて、1元=20〜23円というラインを意識しながらLeofotoの製品の中国と日本国内の価格の換算レートをチェックしてみましょう。

● LS-365C → 1元/16.16円
● LS-362C → 1元/26.58円

● LS-325C → 1元/19.38円
● LS-324C → 1元/18.14円
● LS-323C → 1元/12.56円

● LS-285C → 1元/25.15円
● LS-284C → 1元/22.34円
● LS-283C → 1元/33.37円

● LS-255C → 1元/25.33円
● LS-254C → 1元/25.67円
● LS-253C → 1元/40.05円

● LS-225C → 1元/25.36円
● LS-224C → 1元/21.87円
● LS-223C → 1元/62.36円

※2020年5月現在の価格での比較になります
※実売価格ではもう少し換算レートが良いと思いますので上記レートで1元=23円以下までは国内製品を買うのが良いのではと思います。

こうして見ると、脚の径の太い三脚(32mm以上)ほど換算レートが良くなっているのが判ります。そしてその中でもLS-32シリーズ、とりわけLS-323Cの換算レートの良さが際立っています。

この設定は実際の中国元=日本円の為替レートよりも有利なレートなので海外から購入するよりも国内販売店から購入した方が安く購入できるようになっているのです。

Leofotoの三脚 LS-323Cレビュー

Leofotoの三脚 LS-323Cレビュー<

LS-323Cの基本的な特徴

ロックナット方式

ロックナット

脚の伸縮の固定と開放はロックナット方式。レバー式よりもコンパクトになりますし、個人的にはロックナット方式の方が扱いやすいと思ってます。

ステンレス製のスパイク付き

ステンレス製のスパイク付き

石付きはデフォルトでは一般的な丸いシリコンゴムですが、スクリュー式になっていて、いろいろなタイプの石付き(別売品)に組み替えることができます。

そのうちの一つであるステンレス製のスパイクは同梱されています。このようなアクセサリーは別売しているメーカーも多い中でスパイクが付属してくるのはLeofotoの三脚の素晴らしいところです。

拡張性

Ls-323Cの拡張性

三脚の天頂部分には1/4インチのネジ穴のアクセサリーポートがあり、マジックアームなどを取り付けて拡張できます。最近の三脚では当たり前の機能の一つではありますが、スマートフォンや予備の照明を足したりする際など便利に使えます。

ちなみに上記の写真で取り付けているのはLeofotoのマジックアームAM-2とスマートフォンホルダーのPC-90IIです。

Leofotoの三脚LS-323Cの素晴らしい点

僕が感じるLeofotoの三脚 LS-323Cの素晴らしい点については多くの人が評価している通りで、コストパフォーマンスや剛性感、扱いやすさなどで、「ちょっと良い三脚」の条件をここまで揃えている三脚もなかなか無いんじゃないかと思います。

圧倒的に使いやすい三脚

総合的に非常に使いやすい三脚で、僕自身も旅行や遠出意外で持ち出す三脚としては圧倒的にLS-323Cが多いです。

脚を沢山伸ばさなくても、それなりに高さが出せるのと、関節が少ないのですぐにセットアップができること、持運びがストレスにならないくらいの軽さとスリムなボディは、ものすごく使いやすくて使っている時のストレスが少ないんです。

太い脚の三脚の安定感

特に32mm径の太い脚の三脚の安定感は28mm径の脚と比べても段違いな感じですね。急激に良くなる気がします。

僕のメインカメラはAPS-C機ということで、フルサイズ機と比べればそれほど重たい機材ではないので、通常で使用する場合は25mm径の三脚でも特に困ることはないのですが、それでも32mm径の脚の三脚を一度使用した後だと、細い脚の三脚の時には頼りなさを感じてしまうようになりました。

個人的な感覚では22mm脚の三脚を28mmの脚の三脚に変更した時よりも、28mmの脚の三脚を32mmの脚の三脚に変更した時の方が安定感の増し具合は上な気がします。

少々重たい機材を載せても余裕がある感じなので、機材を考えてどの三脚にするかで悩む必要がなく、何も考えずにLS-323Cを持ち出せば、ほとんど不自由をすることが無いという万能っぷりがLS-323Cの素晴らしいところですね。

三段三脚の使いやすさ

長い脚の三脚

カメラを始めた当初の僕の三脚に対する考え方は、多段で、どんどん伸ばせて、コンパクトに収納出来る三脚こそが良い三脚だと思っていました。

なので関節数の多い三脚にばかり意識が行ってしまい、関節の少ない三脚を選ぶということがなかったのですが、関節数の少ない三脚の使いやすさを知ってしまうと、可能な限り関節数の少ない三脚を選びたくなるんですよね。

関節が少なくなることで、準備するのが非常に楽になります。セットする時の楽さ加減がまさに「段違い」で、ササッと脚を伸ばしてセットできますし、撤収する際にもササッと収納することができます。面倒くさがり屋な僕にとっては大きなポイントです。

また、関節が少なくなれば強度が出るので耐荷重量も増えて安定感が出ます。関節が少ないので使用されてるパーツの数も少なくなるので、トラブルが起きる可能性も低くなります。

三脚としての見た目もスラッとした脚が伸びて非常に格好良いのです。脚を伸ばしていなくてもスラット長い脚はまるでモデルのようです。

32mm径の脚の三脚としては非常にコンパクト

32mm径の脚の三脚としては非常にコンパクト

部屋着でダボダボのTシャツを着ているので大きさの参考になるか微妙な写真ですが、身長175cm72kgの中肉中背のごく平均的な中年体型の僕がLS-323Cを持つとこんな感じです。

太さに関しては500mlのペットボトルくらいの太さですし、長さはあるもののけしてバカでかいというわけではありません。むしろ32mm径の太い脚の三脚としては脅威的に細くて軽量な三脚だと言えるでしょう。

なので、機内持ち込みは諦めるにしても、通常の持運びに関しては結構行けてしまうんじゃないかと思います。特に大きめのバックパックなどを背負っている場合は許容範囲かも知れませんね。

LS-323Cは収納高いとローアングル撮影が弱点

弱点は収納高いとローアングルが苦手

収納高 650mm

Leofotoの三脚LS-323Cの弱点は収納高が650mmなので、機内持ち込み出来るサイズではないですし、トラベラー三脚として考えるには少々大きすぎる点が唯一にして最大の弱点かと思います。

上記の写真はLeofotoの三脚LS-225Cとの比較ですが、LS-225Cがかなりコンパクトということもあり、LS-323Cの大きさが目立ちます。

収納高が気になる人は、同じ32mm径で一つ関節の多いLS-324Cが収納高485mmでかなりコンパクトなので、トラベラー的な使い方をしたい人はLS-324Cがおすすめです。

ローアングル撮影もできるけど苦手

ローアングル撮影もできるけど苦手

Leofotoの三脚は脚の根元にあるストッパーを動かすことで23度/55度/85度の三段階で開脚を調整することができます。

85度の改革

85度まで開脚すると上記の写真のように地面スレスレ近くの高さでの撮影もできます。

しかしながら、収納高が高いということは脚が長いということでもあり、ローアングルで撮影するためには、三脚の周りには障害物のないような場所でなければ開脚することができません。

長い足はフィールドでは思うように広げられない場面も多いと思いますから、開脚機能は「無いよりはマシ」という感じであまり実用的ではないかもしれません。

Leofotoの三脚 LS-323Cまとめ

個人的にはLeofotoの三脚はLS-223C、LS-225C、LS-228CVL、LM-365Cと購入してLS-323Cにたどり着いたわけですがLS-323Cを使うことが多いです。ローアングルで撮影する時や旅行などでなるべく軽装が良い時以外はLS-323Cで十分ですね。

「持ってヨシ!(軽さ)」「載せてヨシ!(剛性)」「買ってヨシ!(価格)」の三拍子が揃った実に素晴らしい三脚です。

また、雲台が小さいと使い勝手が悪いので、なるべく大きめの雲台を使うのですが、三脚と組み合わせた時に脚の細い三脚だと頭でっかちになってしまってバランスも悪いのですが、LS-323Cの台座と大きめの自由雲台のベースサイズがほぼ同じなので、バランスが良いというのも気に入っているポイントです。

そんなわけでコストパフォーマンスに優れた良い三脚なので、初心者用の格安三脚から抜け出して「カーボン製のちょっと良い三脚が欲しい」と思っている人のステップアップのために購入する三脚としてもお勧めできますし、GITZOやRRSなどの「本当に良い三脚」を持っている人が、気軽にガシガシ使えるような三脚としても良いと思います。

これだけ使い勝手の良いカーボン三脚が30,000円を切る価格で購入できるのですから、既に三脚を持っている人でも二本目、三本目の三脚として「買っちゃわないと損ですよ!」と言えるような三脚なのです。

素晴らしい三脚だということをひたすら連呼しているような気がしますが、こんなことが言えるのも、やっぱりコストパフォーマンスの良さに尽きると思います。

逆に言えばLS-323Cがその他のLeofotoの製品と同じくらいのレートであれば45,000円くらいになるわけで「そんなもんかな」と思う程度の三脚にはなってしまいますが、仮にその価格でも納得させられるくらいの満足度が得られる三脚の出来だと思います。

Leofotoの三脚に興味のある方は是非、LS-323Cあたりから検討してみると良いと思います。以上Leofotoのカーボン三脚 LS-323Cの購入レビューでした。

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