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中国写真機材メーカー ARTCISE についての情報

更新日:

中国の激安写真機材ブランドであるARTCISEについての情報をまとめています。

通常の機材メーカーやブランドであれば、ある程度調べれば、本社や母体などは見えてくるのですが、ARTCISEは調べてもなかなか情報が出てこない謎の多いメーカーの一つでもあります。

ARTCISE

ARTCISE

中国企業名:深圳市阿特赛斯科技有限公司
所在地:深圳市龙华区油松路106号
2016年に深センで設立。

三脚と自由雲台をメインにした写真機材に特化したメーカーです。
ブランド名のARTCISEはArt(芸術)とPrecision(精密)からの造語。

公式ページ

商標登録

商標登録
Photo via:https://trademarksoncall.com/trademark/artcise/88738867

ARTCISEの商標登録の情報を確認すると、登録しているのはShenzhen Situwo Technology Co., Ltd.という会社で、2019年12月に申請し、2020年7月に登録されています。
深圳市阿特赛斯科技有限公司とは別の会社のようです。

参考 → ARTCISE | TRADE MARKS ON CALL

製品

製品
Photo via:https://amzn.to/3i4mUny

ARTCISEの製品は三脚と、ボールヘッド型の自由雲台がメインの製品になります。その他ビデオ雲台やジンバル雲台などもラインナップされています。

製品の販売について

ARTCISEの製品は実店舗では販売されていないようで、主にebayやAliExpress、Amazon.comなどのオンラインショップでの販売されています。

ARTCISEストア(AliExpress)
ARTCISE(Amazon.com)
Artcise Official Store(ebay)

日本での製品販売

ARTCISEの製品を日本で購入する場合はAmazonでARTCISE Technologyが出店しています。

ARTCISEメモ

意味不明なほどの激安価格

ARTCISEの製品の特徴は、なんと言ってもその価格。
スペックだけで判断すると、同じようなスペックの他社製品と比べると半額〜2/3程度の激安価格で販売されているという状態です。

例えば、最大40mm径の大型システマチックカーボン三脚であるAS90Cの場合、ハーフボウル雲台とハーフボウルカップが付属して35,800円(2021年1月現在)で販売されています。同等のスペックでLeofotoの製品だと50,000円〜60,000円程度になります。

また、ボールヘッド型自由雲台はさらに強烈で、52mmの大型ボールヘッドMB-52でパンニングクランプタイプで9,500円(2021年1月現在)となっていて「どこで誰が造ればこの価格でできるのか?」と要らぬ心配をしてしまいたくなるくらいの激安価格なのです。

注目したいのはその品質で、一昔前だと、激安中華製品は粗悪な物が多かったのですが、ARTICISEの製品は価格からは想像できないそこそこの品質であるという点です。「え?この価格でこの品質ならもうARTICISEで良いんじゃないの?」と思わせるくらいの品質なのです。

もちろん、一流メーカーの製品と比べれば異なる品質ではありますが、メーカーに拘りがあるとか、よっぽど性能にこだわりがなければ、必要十分な性能があるのではないかと思える程度にはちゃんとした製品なのです。

公式でも、カーボン三脚は東レ製10層カーボンを使用していると謳っていますし、実際に製品を手に持ってみても安かろう悪かろうということはなく、知れば知るほど謎が深まるメーカーです。

INNORELと同じ説?

同じく激安中華メーカーとして知られているのがINNORELというメーカーで、登場してきた時期や売り方、商品ラインナップもなんとなく似ているところがあります。

また、INNORELもARTCISEと同じく、情報が少ないメーカーで、何かと似通っている部分があるメーカーですが、下記のような気になる情報もありました。

下記のブログの情報によると、ARTCISEの連絡先が「INNOLEL@outlook.com」となっているようで、出処が同じなのかもしれません。

参考 → 「三脚関連ってどんだけ?…その③」 | ishida式

ただ、公式ページでの問い合わせ先はsales@artcise.cnなので、実態はよく分かりませんね。

まとめ

いろいろと謎が多い上に、やたらと激安なメーカーなので「端物やアウトレット品を使用して製品化しているのでは?」というような憶測も立ったりするわけですが、一般的にそのようなシステムで製造している製品はOEM的なものが多く、また売り切り次第終了というパターンなので、欲しいと思った時に購入しておかないと、次に買おうと思った時には既に在庫なしで二度と復活しないような製品が基本です。

しかしARTCISEの製品は意外と長い期間販売していますし、製品は他のメーカーにも似たようなものはありますが、それでもオリジナルと思われる程度に差異が確認できるというところで、よくあるOEM的なものでもないのだなと思います。

そんな安さもあって、購入者が多いのか、日本でもARTICISEの製品を購入した人のレビューを見かけることも多くなってきました。

調べれば調べるほど謎が多いメーカーではありますが、安くて良い品が増えるというのはユーザーとしては嬉しい限りなので、今後も注目しておきたい中国メーカーの一つです。

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