Buddiesman
深圳博迪摄影器材有限公司
Buddiesman Inc
广东省深圳市光明区公明镇西田村辉煌工业园2栋1楼
設立 2017年
http://www.buddiesman.com/
http://www.buddiesman.net/
http://www.buddiesman.cn/
https://item.taobao.com/item.htm?id=624875849486
Facebook(Buddiesman International)
Facebook(Buddiesman China)
Facebook(旧 2018年で更新停止)
twitter(旧 2018年で更新停止)
Buddiesmanの基本情報
三脚・雲台をメインに製造している写真機材メーカー。
設立は20017年で当初はアルミ三脚をメインに展開していた感じです。
2018年後半になってから動きが鈍くなっていましたが、2020年初6月ぐらいから再始動という感じで、ホームページなどをリニューアルした他、Facebookを情報発信源として、新しい三脚やビデオ雲台を発表し、同年12月には新型のギア雲台を発表しています。
2020年7月くらいにコンタクトを取ったところ、日本を含めた海外への販売展開も検討しているとのことでしたので販売代理店などを調整しているような状況かと思いますが、2021年1月現在で中国のtaobaoなどで販売がされているのみで、大々的に展開されているというような状況ではないようです。
そんなわけで日本でもBuddismanの製品は基本的にまだ流通していません。(2021年1月現在)
ちなみに価格はモデルにもよりますが、三脚の旧製品で約20,000円くらい、新製品は約42,000円〜70,000円くらい、ビデオ雲台は26,000円くらいのレンジになっています。このあたりの価格は中国製品の中では「そこそこ品質の良いメーカー」の製品と同じくらいなので、恐らく同等の品質のものだろうと想像できます。
Buddiesmanの製品
Photo via:https://ja.aliexpress.com/i/4000084267187.html
当初はアルミ三脚なども扱っていたと思いますが、2021年1月現在で三脚はカーボン三脚がメインになっています。センターポール有りのトラベラー三脚、センターポールレスのスリムな三脚など、最近の新興機材メーカーによく見られるタイプのラインナップですね。
Photo via:https://www.facebook.com/buddiesmaninternational
そして2020年6月から再始動したと思われるタイミングでFacebookに掲載されたのが上記のイメージです。「おや?」と思う人も多いかもしれません。
Buddiesmanメモ
個人的には注目のメーカー
個人的にはBuddiesmanは注目しておきたいメーカーだったりします。
というのもBuddeismanの創業者は马辉云さんという方で、Sunwayfoto(晟崴)の創業者なのです。Sunwayfotoは現在は格安な機材メーカーというイメージですが、当初は今よりも高品質で高級路線でした。
創業してしばらくしてからSunwayfotoを離れ、業界仲間とともに、再び高品質路線で始めたMarsace(馬小路)の創業者でもあります。
Marsaceは日本でもハクバが代理店をしているので、ご存じの方も多い方思いますが中国メーカーでありながら、高品質で高級路線でうまく成長していたメーカーです。
(SunwayfotoにしてもMarsaceにしても途中から方向転換したように感じますが。。。)
その馬さんが新しく設立したブランドがBuddiesmanということで、また高品質で高級路線で新しい製品を作ってくれるのではないかという期待から、どんな製品が発表されていくのだろうとワクワクしています。
Leofotoとの奇妙な一致
Photo via:https://www.facebook.com/buddiesmaninternational
見る人が見れば分かると思いますが、アメリカの高級三脚のRRSのカーボン柄に似たカーボンを採用した三脚です。
ちなみにLeofotoも同様のカーボン柄のLQシリーズを発表していますが、Facebookで公開されたのはBuddiesmanの方が数ヶ月早かったです。(Buddiesman 2020年6月/Leofoto 2020年8月)
この奇妙な一致は他の製品でも見られるので紹介しておきます。
Buddiesman ギア雲台 GH4
Photo via:http://www.buddiesman.cn/en/pd.jsp?id=120
Leofotoのギア雲台G4が出た時期に販売が開始になったBuddiesmanのギア雲台GH4です。ノブなどの細部は異なりますが基本的にはLeofotoのG4と同じような構造です。とても良く似ていたのでLeofotoのG4を購入しようとして、間違って購入してしまうという失敗をしてしまうほどでした(笑)
また、有名なのでご存知の方も多いとは思いますが、いずれもオリジナルと思われる製品はアルカスイスのD4となります。
ちなみにLeofoto G4のレビューは下記にまとめていますので、興味のある方は参考にしてください。
さらに、このGH4と呼ばれるギア雲台は「Fotobetter」や「KAKAFOTO」などの中国メーカーからも販売されているようなので、どこかのOEM製品だと思われます。
参考 Fotobetter GH4
参考 Kakafoto GH4
また関連として、同タイプのギア雲台はSunwayfotoから発売されているGH Proもありますね。
Buddiesman VH-3IIIとLeofoto VH-30R
Photo via:https://www.facebook.com/groups/717747202287436/user/100012158252719
Photo via:https://leofoto.com/products_detail.php?id=423
そして同じく2020年9月に発表された雲台のBuddiesman VH-3IIIとLeofoto VH-30Rも、とてもよく似ています。
ちなみにこちらの雲台の本家は
Acratech Panoramic Head can be used like a Long Lens Head
なんじゃないかなと思われます。
また、興味深い点として上記の画像ではBuddiesmanの方の画像には中国のブランドの一つであるFittestのロゴが入っています。
関係はよく分かりませんが、facebookのBuddiesman Chinaの管理をしている人がFittestの中の人のようで、当初はFittestの製品をアップしていたのが、ある時期からBuddismanの製品をアップするようになっています。
上記のようなことから、LeofotoやFittestと、何らかの関係があるのではないかと思います。いずれのメーカーも深セン市、中山市あたりに所在しているのでご近所さんであることやBuddiesmanの創業者は業界歴が長いのでお互いが知っていても全く不思議はないですね。
Buddiesman注目の製品はギア雲台GH2
Photo via:https://www.facebook.com/buddiesmaninternational
そんなBuddiesmanが2020年12月にFacebookで公開した新しいギア雲台GH2は注目したい製品です。
形状はBuddiesmaのGH4やLeofotoのG4などにも似ていますが、ノブにクランプレバーが付属していたり、ノブの位置が右側に2つあるなどで、構造的には全く別物になっているようです。
中国製品にありがちな「良いなと思った製品が他のメーカーでもあった」というようなこともなく、他のメーカーでも見かけたことないタイプのギア雲台ですからとても期待をしています。
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