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カメラとレンズのカビ対策と保管時の最適な湿度について調べてみたこと

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カメラとレンズのカビ対策と保管時の最適な湿度

写真を趣味にするにあたって、知っておかなければいけないのがカメラやレンズの保管方法です。

カメラ周りでよく聞くトラブルの1つがカビの問題で、押入れやカメラバッグに仕舞ってあったカメラを久しぶりに取り出してみたらカメラ本体やレンズにカビが生えてしまっていた。なんてことがあるようです。

カメラやレンズにカビが生えてしまうと、写真の写りにも影響するわけで、除去しようと思うと修理センターに出すなどしないといけなくなります。もちろん費用もかかりますし、一度カビを発生させてしまうと新しくレンズを買い直した方が良いなどとも言われたりします。

そこで日頃からカビ対策を念頭において保管することが大切です。特に湿気の多い日本でカメラを趣味にするのであれば、その辺りは徹底して対策しておかないと、せっかく購入したカメラやレンズにカビを生やしてしまうことにもなりかねません。

僕自身、過去にカメラとレンズにカビを生やしてしまったこともあるので、二度と同じ失敗をしないように、カメラとレンズのカビ対策と適切な保管方法について調べてみたことをまとめてみようと思います。

カビの発生しやすい環境

カビの発生しやすい環境
カビ防止対策を考えるためには、まずカビのことを知る必要があります。

カビは湿度が高いと発生しやすくなるというのは良く知られています。一般的に湿度が70%を越えるとカビが発生しやすい環境となるようです。

カビを発生させないためにはマメな換気などで湿度が滞った状態にしないということが基本的なカビ対策方法になるかと思います。

カビの発生しやすい場所

カビの発生しやすい場所

一般的にカビの発生しやすい場所は、高温多湿になる場所で、浴室やキッチンをはじめとして、押し入れや、結露の発生するサッシ周り、北向きの部屋や玄関などもカビが発生しやすい場所です。

我が家の場合も、南向きのリビングはどちらかと言えば乾燥している環境ですが、北側の部屋や玄関はお風呂の空気が流れ込むような構造だったりすることから、すぐにカビが発生してしまいます。

カメラやレンズにカビを生やしてしまうのはどんな時?

一般的に湿度が高い環境であっても、頻繁にカメラを持ち出したりしていれば、カビが発生することは滅多にないと思います。

カビを生やしてしまうのは、出番の少ないレンズやしばらく使用しないまま放置しておいた結果というのが多いと思います。

日頃写真を撮らない人はカメラを取り出すのは運動会や発表会くらいしかない、ということも珍しくはないでしょうから、久しぶりに取り出してみてカビを見つけてガッカリしてしまうなんてことも多いと思います。

また写真を日頃から撮影するような人もレンズやサブで持っているカメラなどは出番が少ないこともあり、カメラバッグに入れたまま押し入れに仕舞っていたりして、気が付くとカビだらけになっていたなんてことになりやすいようです。

なので、日頃からカメラやレンズを保管する際には、カビが発生しやすいような場所は避けて保管する、というのもカビ防止対策としては大切なことだと思います。

また、皮脂や汚れなどはカビの栄養にもなってしまうそうなので、収納する際には汚れを拭き取るなどした方が良いようです。

カメラやレンズのカビ防止対策には防湿庫やドライボックスが定番

カメラやレンズのカビ防止対策には防湿庫やドライボックスが定番

本格的な対策なら防湿庫

カメラやレンズのカビ防止対策を考えるには、梅雨時など高温多湿になってしまう日本においては、どこに置いていてもカビの発生の可能性はあると考えておいた方が良いということになり、日頃からカビ対策を講じておくことが大切になってきます。

本格的にカメラ機材を保管したい人は、カメラ機材専用の防湿庫があります。

ドライボックスに比べると少々高価ではありますが、最適な湿度管理がオートでできるので非常に便利です。またインテリアとして見た目が良いものが多く、写真を趣味として続けて行くモチベーションを高めてくれそうな雰囲気もあるので、お金とスペースに余裕があれば、導入しておいて損は無いものの1つだと思います。

防湿庫は東洋リビングTOLIHANトーリハンあたりが有名ですが、最近は安いメーカーのものもあるので1万円程度から防湿庫を購入することができます。

ライトユーザーならドライボックス

防湿庫まではなかなか思い切れないという人には、もう少しライトな感覚で使えるドライボックスがあります。ドライボックスは衣装ケースのようなプラスチックのケースで防湿機能が備わっています。

ドライボックスは蓋をすれば外気をシャットアウトできるので、ドライボックスの中に除湿剤や防カビ剤を入れてカメラやレンズを保管して管理することができます。

頻繁に蓋を開閉するのでなければ、除湿剤も年に数回交換する程度で良いですし、コード類もないため、押し入れなどに仕舞っておくこともでき、非常にお手軽な感じでカビ対策が行なえます。

実際に僕もドライボックスを購入して使用していますが、しっかりと外気をシャットアウトしてくれて低湿度を維持してくれるのでわざわざ防湿庫を購入する必要はないかなと思っています。

ドライボックスはナカバヤシが有名で、湿度計が備わっていてなかなか気が利いています。

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ナカバヤシのドライボックにに関しては下記の記事でレビューしています。

防湿庫やドライボックスの湿度が低過ぎるとどうなる?

湿度が低過ぎるとどうなる?

低湿度過ぎるとゴムなどに悪影響

防湿庫やドライボックスなどに入れて保管しておけば、除湿剤の交換を忘れて放置でもしておかない限りは湿度が60%以上になるようなことはまず無いのでカビ対策としてはかなり安心できると思います。

しかしながら気になるのが、ドライボックスに付属している湿度計を見ると、40%以下はDRYとなっていて、低湿度過ぎても何か良く無いような気がしてきます。

低湿度で保管するとどうなるかについて調べてみたところ、やはり低湿度過ぎても良く無いようで、ゴム部分の劣化に繋がったり、レンズ自体に悪影響を及ぼすこともあるようなので、下がり過ぎにも注意が必要のようです。

最適な湿度は40%〜60%

一般的に人にとっても快適と言われる40%〜60%の湿度で保管するのがカメラやレンズにとっても良いようです。

ドライボックスの場合は除湿剤の量を調整するのが難しく、気が付くとすぐに20%程度まで落ちてしまいますから、湿度の低い冬場は除湿剤を抜いたりするなどで調整が必要になってきます。

湿度をピンポイントで指定して管理したい人にとってはドライボックスよりも防湿庫の方が良いと思います。

カメラやレンズのカビ対策まとめ

カメラやレンズのカビ対策まとめ

使用していなカメラやレンズを保管するには防湿庫やドライボックスに入れて保管するのが防カビ対策としては最も基本的で確実な方法になると思います。

しかし基本としては、放置というのがカビを発生させてしまう一番の原因かと思うので、最も効果的なカビ対策は、定期的に風通しをして使用してあげると良いと思います。

逆に言えば、カビが生えてしまうのは使用せずカメラケースなどに仕舞って放置しているからとも言えるわけで、メインで頻繁に使用しているような機材であれば、カビに対してそれほど神経質にならなくても良いと考えることもできるでしょう。

確かによく使うカメラはリビングなどに裸のままで置かれていたりしますが、カビが生えそうな気配は一切ありませんし、今までもカビが生えたなんてことは一度もありません。一番の防カビ対策はいろいろな機材で頻繁に撮影に出かける、ということなのかもしれませんね。

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