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三脚

【マンフロット】ミニ三脚PXIX EVO購入レビュー

更新日:

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOを購入

三脚などカメラのアクセサリーメーカーであるマンフロットの大ヒット商品であるミニ三脚PIXIのアドバンスモデルPXIX EVOを購入してみたのでレビューしておきます。

ミニ三脚PIXIは単なる卓上三脚に留まらず、そのカメラ機材らしからぬポップでキュートなデザインで、どこにでも持ち運びたくなる製品です。また、可愛いだけでなく品質も良く、使い勝手も良いミニ三脚です。僕自身も日頃からいろいろな場面で使用しているお気に入りの逸品です。

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そんなお気に入りのミニ三脚のアドバンスモデルのPXIX EVOが登場したのであればManfrottoのPIXIファンとしては買わずにはいられなくなってしまうのです。

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOの第一印象

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVO

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOを購入しました。

デザインは黒や白などのカラーバリエーションがあり、定番の黒を購入しようかと迷いましたが、少し毛色を変えたものも欲しかったのでグレーとレッドのモデルを選択しました。カメラ機材らしからぬ、ちょっと遊び心を感じさせるデザインだと思います。

個人的にはPIXIのしっかりした質感が好きだったので同じような質感を期待していたのですが、Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOは価格が高くなったにも関わらず、そこはかとない安っぽい感じになってしまったなぁというのが第一印象>した。

MADE IN ITALYとボール部分に刻まれてはいますが、一昔前の中国製品のような安い樹脂を使用したような安っぽさが随所ににじみ出しているのです。

コストカットされている有様が手に取った瞬間に判る感じで、ミニ三脚PXIXと同じような質感を求めるとガッカリしてしまうかもしれません。実際問題で僕自身、ネットで買わずに実物を見ていたらおそらく買わなかったと思います。

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOとPIXIとの比較

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOとPIXI

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOとPIXIを並べてみました。

全体的な大きさはミニ三脚PXIX EVOの方がPIXIに比べて一回り程度大きくなっています。それでも相変わらずコンパクトなサイズではありますが、用事がなくてもとりあえず持っていこうかなと思えるかどうかで考えると少し大きいですね。

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOとPIXIとの比較

脚を開いてみました。
脚の開く角度は同じくらいですが脚の長さが違うのでPIXIと並べるとPIXI EVOの方が視点が高くなります。

脚の長さは5段階で調節可能

PIXIとPIXI EVO

脚の赤いボタンを押すことで脚の長さが5段階で調整できます。実際問題で細かく調整してもほとんど意味が無いため基本的には完全に伸ばすか、全く伸ばさないかの2通りになると思います。

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOとPIXI

脚を全開に伸ばしてみました。
実際問題で視点の高さはそれほど変わりがありません。それよりも安定感が大きくなって重たいカメラを載せた時にも安心という感じです。

耐荷重量アップ

耐荷重量は2.5Kgとこことなので、ミラーレス一眼が500〜700g程度だと考えると、割と大きめのレンズを付けたとしても充分に耐えられるように出来ています。

PIXIの耐荷重量は1kgで一眼カメラなどの重いカメラを載せるとヘッドが固定できなかったりしたのですが、ミニ三脚PXIX EVOの場合はミラーレスカメラでも載せられるので、その点に関しては非常に使えるミニ三脚となりました。

開脚幅の切り替えと大開脚ができるようになった

PIXI EVO

ボールヘッド部分にはスライドスイッチがあり、脚が開く角度を切り替えることができます。

PIXI EVOの開脚

大きく脚を開けるようになり、視点は小さなPIXIよりも低くすることができます。ローアングル撮影などで大活躍してくれそうです。

カメラの取付けが回転ホイールで楽になった

カメラの取付けが回転ホイールで楽になった

通常のPIXIの場合、カメラに取付ける際には三脚をグルグルと回して取付ける必要があり、その作業が地味に面倒だったりしたのですが、PIXI EVOでは雲台が改良され回転ホイール式になり、三脚を回転させなくても親指だけの操作で取付け取り外しができるようになりました。

個人的にはこの部分の改良点が非常にポイントが大きいです。

縦位置撮影が可能になった

PIXI EVOで縦位置撮影

通常のPIXIもヘッド部分を傾けることが出来ましたが、角度調整くらいの役割しかなかく、真横に倒すことは出来ませんでしたが、PIXI EVOでは完全に横に倒すことができるようになり、縦位置撮影が可能になりました。

PIXI EVOは縦位置撮影が可能になった

通常のPIXIはマンフロットのロゴマークのある部分を押すことで雲台のロックが解除されて自由に動くようになっていましたがPIXI EVOでは押しボタン式ではなくロゴマークを回転させて締め上げるネジ込み式のツマミに変更になっています。

便利さや手軽さでは押しボタン式が優れていると思いますが、よりしっかりと固定できるのはねじ込み式です。

PIXI EVOでローアングル縦位置撮影

雲台を倒した状態でカメラを取付けるとこんな感じでローアングルの縦位置撮影なんかも出来るようになります。

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOのまとめ

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOのまとめ

Manfrottoのミニ三脚PXIX EVOの総合的な感想としては、質感がちょっと安っぽくなってしまったことを除けば、使い勝手の向上や、大きなカメラを載せられるようになるなど、コンパクトボディでありながら多彩な使い方の出来る素敵なミニ三脚になっていると思います。

既にPIXIを持っている人に対しては買い替えた方が良い!とまでは言えませんが、これからミニ三脚を購入しようと検討していて、PIXIかPIXI EVOのどちらかで迷っているのであれば、大は小を兼ねるとも言えるので、いろいろ便利な機能が盛り込まれたPIXI EVOを選択するのが良いのではと思います。

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