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【レンズケース】一眼レンズの持ち運びに衝撃吸収材入りZEROSHOCK購入レビュー

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一眼レンズの持ち運びにレンズケース

僕は基本的には身軽なスタイルで写真撮影に出かけます。なのでいつもの撮影スタイルは、カメラをカメラケースに入れたりせずに、そのままストラップで斜め掛けして持ち歩いたりすることが多いです。

カメラバッグも持ってはいますが、ほぼカメラを保管するために使用している感じで、「今日は撮影しまくろう」と意気込んで何処かに出かけない限りは、わざわざカメラバッグにレンズを何本も入れて持ち歩いて撮影するということはありません。

そんな僕でも撮影に出かけた際に「レンズを持ってくれば良かったな・・・」と思う事も少なくありません。そこで、大仰なカメラバッグを持ち歩かずとも、予備レンズを身軽に持ち歩く方法は無いかを考えて、レンズケースを購入することにしました。

一眼レンズの持ち運びに便利なレンズケースを探す

レンズを持ち運ぶ際にもカメラバッグにレンズを何本も入れてというようなスタンダードなスタイルではないのでバックパックやトートバッグなどのカバンの中に無造作に入れることが出来ればベストだと考えています。

ところがAmazonでレンズケースを探すソフトケースで巾着やポーチタイプのレンズケースばかりが見つかります。。 

値段もピンキリ、材質もピンキリで評価もピンキリのようですが、印象としては、どれを買ってもだいたい同じようなレンズケースで、基本的にはカメラバッグの中に入れて持ち運ぶようなものが多いです。しかも安いものだと恐らく100円均一でも買えそうな材質のものだと思われるので品質にも不安があります。

いずれにしてもちょっとした衝撃からはレンズを守ってくれそうですが、僕が探しているようなカバンの中に無造作に入れて使えるようなものではなさそうです。

そんな数少ない選択肢の中から良さげに思えたのがELECOMの一眼レンズケースでした。

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

僕が望んでいたようなプラスチック製のハードケースではありませんが、レンズケースの中では堅めの生地(ポリウレタン)で出来たレンズケースだったので購入してみることにしました。

サイズと質感

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

サイズはMサイズとLサイズの2種類があります。

Mサイズの収容寸法は70mm(直径)×80mm(長さ)
Lサイズの収容寸法は80mm(直径)×140mm(長さ)

ビニールバッグのような質感で艶消しマットなカラーです。いかにも中国製な質感ではありますが、実売価格で1300円程度と考えれば、そんなもんかなという印象です。

ZEROSHOCK ゼロショック

ZEROSHOCK ゼロショック

レンズケースのサイドには赤い文字でZEROSHOCKのロゴが印刷されています。

ZEROSHOCKはエレコムのキャリングバッグなどでシリーズ化されているもので、一般的なポリウレタンに比べてゆっくり沈んでゆっくり戻る性質を持った衝撃吸収性の大きな低反発ポリウレタンを使用した製品です。

レンズケースの他に、カメラケースや、PC用キャリングバッグなどにも採用されているようです。

ZEROXHOCKを採用した製品としてはiPhone用ケースが有名です。

バンド

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

バッグのサイドにはバンドがあり、レンズ取り出しの際に指を通しておけば、落下させてしまうリスクが軽減するというもの。

ダブルファスナー

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

把手部分を持って引くと、バッグの両サイドのファスナーが開きます。
一応機能的なようですが、あまりスムーズに開かないので、実際使用する際は1つずつ開けるようになると思います。

把手はよく使うのですが、華奢ですし、ファスナー部分の金属も壊れてしまいそうな質感なので、レンズを入れた状態で把手を持って持ち運ぶには少々不安です。

なので持ち運びの際には把手も持って持ち運んだり、何かにぶら下げて持ち運ぶなどは考えない方が無難だと思います。

レンズキャップバンド

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

ケースの内側のサイドにはレンズキャップを止めておくバンドが付いています。無くても良いモノではありますが、レンズキャップはよく失くしてしまうものなので、意外と便利に使えるかもしれません。

クッション

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

中には着脱自由な小さなクッションのようなものが入っていて、レンズのサイズに合わせてレズがガタつくのを抑えることができます。

これで長さの短いレンズを入れたとしても、中で動くと言う問題を回避できそうです。

内側素材

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケース

内側はレンズのボディを傷つけづらい柔らかい素材です。凹凸があり押すとゆっくりと沈み、指を離すとゆっくりと元の形に戻ります。これがZEROSHOCKだと思います。

どれだけの衝撃を防げるかは不明ですが、カツンという硬い衝撃はこれでなくなるでしょうし、腰くらいの位置からレンズを落としてしまっても大丈夫なくらいの衝撃吸収性はありそうです。

レンズを収納してみた

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケースにレンズを収納

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケースのLサイズにレンズを収納してみました。

収納したレンズはフジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OISでメーカーのスペックの情報によれば65.0mm(直径)×70.4mm(長さ)です。

この数値から考えればMサイズでも納まるはずですが、実際は納まらずLサイズに入れる必要があります。

フジノンレンズ XF35mmF1.4 R 65.0mm(直径)×50.4mm(長さ)を入れようと思ってもMサイズには無理しないと納まらないので、Mサイズはパンケーキレンズなど極端に短いレンズでないと納まらないと思われます。

上の写真でも判ると思いますが、収容140mmなのに70.4mmの長さのレンズを入れて1/3ほどしかスペースが余っていません。

また、長さだけでなく、直径に関しても余裕がないのと伸縮をしないので小型の細いレンズ用と思った方が良いでしょう。

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケースまとめ

エレコム ZEROSHOCK 一眼レンズケースまとめ

収容サイズがスペックより長さで30mmほど、直径で10mmほど違う感じだったのは、正直な感想としてはクレームを入れたいくらいの気持ちです。

直径が65mmを超えるような大口径レンズは蓋が閉まらないので使用できず、このレンズケースに収納して持ち運べるのは、パンケーキレンズやコンパクトなレンズだけだと思った方が良いでしょう。

レンズをレンズケースに入れて、リュックサックなどに適当に入れて持ち運ぶという点においては、必要十分な感じです。

そんなわけでこのレンズケースを使用するのに丁度良いのはマイクロフォーサーズのカメラなど、あまりレンズ自体が大きくないカメラを使用している人にとっては良いレンズケースだと思います。

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