SmallRig
深圳市乐其网络科技有限公司（LEQI）
深圳市龙岗区坂田街道岗头社区风门路亚洲工业园9栋厂房101(一楼整层)
斯莫格
設立 2009年
https://www.smallrig.com/
https://www.smallrigreseller.com/（セラー用）
https://www.leqitech.com/
SmallRigの基本情報
深センに拠点を置く深圳市乐其网络科技有限公司（LEQI）のブランド。
格安で非常に多くの製品（700種以上）を製造販売しているメーカーとして有名です。
中国で動画系のカメラケージの製造販売をしているのはTILTAとこのSmallRigが二大ブランドになるかと思います。
従来までの中国メーカーでありがちだたった「安かろう悪かろう」のイメージとは違い、格安ながらも品質が良いというところで、多くのユーザーから一定の評価を得ているブランドです。
SmallRigの製品
Photo via:https://www.smallrig.com/
動画用途では必須のカメラケージなどのアクセサリー類をメインに展開していて、圧倒的な品揃えと安価な価格設定が魅力です。
デザイン面やプロフェッショナルなカメラ機材でカメラケージを探す場合には、Wooden CameraやTILTAあたりが候補に入ってくるかとは思いますが、価格や種類で検討するならSmallRigが一番かと思います。
また、注目すべきなのは、種類の多さだけでなく、新製品カメラへの対応の早さも魅力です。
新製品のカメラが発売されて数日で製品化されるなどの対応の早さは他のメーカーではなかなか見られないですね。
製品の購入
SmallRigは世界的に展開されていて、B&Hなどの実店舗でも取り扱いがあります。
日本の代理店
NEP株式会社（ エヌ・イー・ピー株式会社）
〒102-0074 東京都千代田区九段南3-7-14 VORT九段 3階
VANLINKS株式会社
〒162-0838 東京都新宿区細工町3-19 ラコンテ神楽坂 7F
日本の代理店は2021年3月現在で上記の二社で、製品自体はヨドバシカメラなどの一般店舗でも販売されています。
オンラインでの購入
SmallRigメモ
アイディアが製品になる「DreamRigプログラム」
夢のプログラム
何か便利な機材のアイディアがある場合に、SmallRigにアイディアをデザインや3Dモデルとともに提案することで、SmallRigのデザインチームがレビューを行い、良いと判断されたものは製品化してくれるという「DreamRig」というプログラムを展開しています。
つまりは「こういう機材があればきっともっと便利になるはずなのに」という、探してもなかなか見つからないような製品を具現化してくれるサービスというわけです。
実際問題で、図面が描けて、お金さえ払えば形にすることは誰でもできるかもしれませんが、特注の類は高くなってしまいますし、販売するにしても販路がなければ販売できるものでもありません。そもそもニッチなものは造ってもそんなに売れないですから、コストや価格、販路の問題などがあって、なかなか製品化ってできないんですよね。
そんな問題を解決してくれるのがこのDreamRigで、アイディアをSmallRigに送って認めて貰えさえすれば、製品化されて公式サイトで販売をしてくれるようになり、Feeも受け取れるというようなプログラムになっているので、アイディアを持っているけど、製品化する術を持たない人にとっては、まさに夢（Dream）なプログラムになるかと思います。
実際に製品化されたDreamRig Products
実際に製品化されたものが既にいくつかあり、それらの製品は「DreamRig Products」としてSmallRigの公式サイトで販売されています。
この中には、RRSやアルカスイスなどのレビューブログでよく知られている「カメラと三脚とアルカスイスと ときどきMac」の中の人がデザインされた「SmallRig L-Bracket Baseplate for Portrait Mode MD2634」もあります。
製品化される経緯は下記の記事で解説されています。
参考 爆誕!!最高のケーブルリリーフスペーサー｜メラと三脚とアルカスイスと ときどきMac
SmallRigまとめ
中国には本当に沢山の機材メーカーやブランドがあるわけですが、信頼できるメーカーって実はそれほど多くありません。ちゃんとした様に見えてもどこか中国的な雰囲気があったりして、イマイチ信用できなかったりするのです。
そんな中で、SmallRigは、製品の品質、国際的な展開の方法など、良い意味で中国企業らしからぬ展開をしているメーカー（ブランド）の一つかと思います。
競合上位としてTILTAがあるので、今後も格安、多品目路線での展開をしていくのかなと思いますが、SmallRigのようなメーカーがどんどん出てきたりすると、消費者としては嬉しくもあり、他のメーカーが淘汰されてしまうのではという不安もあり、複雑なところではありますね。
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