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写真テクニック 基礎知識

ミラーレスカメラで動画を撮影する際の注意点や留意点

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ミラーレスカメラで動画を撮影する際の注意点や留意点

ミラーレスカメラでも4K動画が撮影出来る機種が一般的となりました。それに伴ってビデオカメラを購入しようかどうか悩んでいたお父さんお母さんたちも「ミラーレスカメラで動画が撮れるならビデオカメラは要らないな」と思えるような時代になってきました。

実際問題で、一般的なセルビデオの作品などを観ていても一眼カメラで撮影されたような映像を多々観るようになりましたし、カメラメーカー各社も写真の画質のスペックアップが頭打ちになってきた現状や、カメラ自体が売れなくなってきている中で、動画に活路を見出そうとしているようで、動画撮影機能のスペックアップをアピールするようになってきています。

一眼カメラで動画撮影をすると、一般的なビデオカメラでは撮影できないような背景ボケの映像も撮影できますし、大きなセンサーで撮影された高画質な映像で記録することもできるため、ビデオカメラでの撮影をやめてミラーレスカメラで動画撮影を考える人も増えてきていると思います。

子供の保育園の運動会や発表会で動画を撮影しているお父さんお母さんを観察してみても、数年前はビデオカメラを手にした方が多かったのですが、2019年春の時点では、ミラーレスカメラで動画撮影する人が随分増えたような印象です。

僕自身も動画撮影の際にはビデオカメラを使用せずにミラーレスカメラで撮影しています。しかしながら動画専用のビデオカメラとは違ってあくまで動画撮影は予備的機能であるミラーレスカメラの場合は動画撮影時にいくつか注意しておかなくてはいけないこともあるので、その点についてまとめてみたいと思います。

ミラーレスカメラで動画撮影するなら予備バッテリーは必須

ミラーレスカメラで動画撮影するなら予備バッテリーは必須

ミラーレスカメラの弱点はバッテリーの持続時間

ビデオカメラと一眼カメラでの動画撮影で最も違いがあるのがバッテリーの持続時間かと思います。

画質を考えればセンサーサイズの大きなミラーレスカメラの方がビデオカメラなどよりも断然高画質ではありますが、大きなセンサーの場合は消費電力も大きく、またミラーレスカメラはなるべくコンパクトなボディにするために、バッテリー自体も小さいことから、一つのバッテリーで何時間も録画できるようなビデオカメラのように長時間撮影することができません

ビデオカメラの場合は録画可能時間は10時間を越えるものがほとんどですが、ミラーレスカメラの場合は概ね30分〜1時間程度と思われます。

その程度しかバッテリーがもたないのであれば、発表会や運動会などを最初から最後まで連続で撮影するのは不可能なのはもちろんですが、撮影前からいろいろな写真を撮っていたりすると、いざ本番になった時に既にバッテリーを半分以上消費してしまっている、なんてことも有りえます。

そして我が子の出番が来た時に録画を始めると、みるみるうちにバッテリーが減ってしまい、いつシャットダウンするか分からない中でドキドキしながら撮影をするという事態も考えられるでしょう。

なので、ミラーレスカメラで動画撮影する際には必ず予備バッテリーを準備するようにしておきましょう。

予備バッテリーは互換品でも良い?

僕はミラーレスカメラの動画撮影時のバッテリー問題をクリアするために予備バッテリーを余分に買って対策しています。

運動会や発表会のには3つの予備バッテリーを準備しています。

予備バッテリーは純正品ではなく、使っているカメラと互換性のあるバッテリーを使用しています。カメラの機種ごとにいろいろなタイプの充電池が販売されていて、怪しいモノからちゃんとしていそうなモノまで沢山見つかります。

僕はその中でなんとなく評価の高いロワジャパンという会社が販売しているバッテリーを購入して使用しています。

互換バッテリーのデメリットとしては、純正品よりも寿命が短い、不良品がある、容量が多いはずなのにすぐにバッテリーが無くなるなどがあるので、お金に余裕があるのであれば純正品を買いたいところではありますが、互換品でもまぁまぁ使えるので満足しています。

バッテリーを交換するタイミング

ちなみに予備バッテリーを換えるタイミングは子供の出番の直前等に行なうのが良いでしょう。出番までにも他の写真や動画を撮影したりしていると、それなりにバッテリーを消費しているので、余裕があってもフル充電のバッテリーに交換して臨むのが安心です。

昔のフィルム時代にフィルムの残数があっても、肝心な場面を逃さないように事前に新しいフィルムに交換しておいたのと同じ感覚ですね。

手ブレ防止対策に一脚を使用する

手ブレ防止対策で一脚を準備

いわゆるハンディカムと呼ばれるような一般的なビデオカメラは軽量で300gを切るモデルも多く、カメラ自体にも手ブレ補正機能が入っているので手ブレに対してそれほどシビアに考える必要はありませんが、ミラーレスカメラの場合は本体だけで500g以上あるのが普通なので、手持ちで撮影を続けるのは辛くなってきます。

最近の機種ではミラーレスカメラもオリンパスのOM-Dなどに代表されるように手ぶれ補正が強力なカメラも登場しているので、以前ほど手ブレに気をつかう必要はなくなってきてはいますが、やはり限界はありますから安定した動画を撮影するためにはビデオ雲台などが付いた三脚などを使用するのがベストです。

しかしながら運動会や発表会では三脚を禁止している場合がほとんどなので、三脚を使用するのはあまり現実的ではありません。その代わりに一脚の場合は使用が許可されていることも多いので、一脚の使用をお勧めします。

一脚はその名の通り一本脚のカメラ用の脚で自立は出来ないので三脚のように完璧な安定は得られませんが、上下のブレを抑えることが出来るので、それだけで動画が非常に見やすくなります。

それでも手ブレが不安な人には、一般的な三脚ではなくマイクスタンドのような感じで足下に小さく三脚が開くタイプの三脚があります。このタイプの三脚はあまり邪魔にならないこともあり三脚が禁止されているような場所でも使えるので便利だと思います。

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ミラーレスカメラは連続撮影時間に注意する

一眼カメラは連続撮影時間に注意する

ミラーレスカメラで動画撮影する際には連続撮影時間にも注意が必要です。機種やメーカーによっても違いますが、ミラーレスカメラの連続撮影時間は概ね30分ほどです。30分以上の撮影になった場合は、自動的にシャットダウンさせるような仕様になっているのです。

これはシステム上の問題ではなく制度上の問題のようで30分以上動画が撮影できると、スチールカメラのカテゴリではなく、ビデオカメラとしてカテゴライズされるようで、輸出の際などの税金が大きく変わるなどの問題が出てくることが関係しているようで、その問題を避けるために動画の連続撮影時間を29分59秒に制限しているというわけです。

一部、パナソニックのLUMIX GH5などは、動画用途での使用を前提として開発したようなカメラなのでその制限を無視しているものもあります。

また、負荷の大きな4K動画などの撮影の場合は、発熱量も大きくなるため、そのあたりを考慮してか撮影時間はさらに短くなり15分程度が標準的な連続撮影時間になります。

発表会等の場合は、それ以上の時間になることも珍しくないので、ミラーレスカメラで動画撮影をする際には注意が必要です。

そんなわけで、自分のカメラが連続でどの程度の時間撮影出来るかを知っておかないと、肝心な場面で録画できなくなってしまう可能性がありますから事前にマニュアルを読むなどして頭に入れておくと良いでしょう。

4K動画は確かに綺麗ではありますが、データ容量がバカでかいので僕の使っているパソコンでは処理が追いつかないことや、動画自体を後で見返すなんてことがほとんどないので、いろいろと無駄だと思っているからです。

以上、一眼カメラで動画を撮影しようとする際の注意点でした。

あ、4K動画撮影ならU3対応のSDカードも忘れずに!

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