Andoer
Andoerの基本情報
Andoer(アンドアー)はオンラインでの販売をメインとしている中国の写真・動画撮影機材ブランド。
母体はTOMTOP
Photo via:http://www.tomtop.cn/
Andoerの母体は中国企業名は深圳市通拓科技有限公司。
所在地:广东省深圳市龙岗区平湖街道华南大道一号华南国际皮革皮具原辅料物流区二期5层5G-155-5G-165号
● TOMTOPホームページ
● ホームページ
● 公式twitter
● 公式facebook
● Amazon.com公式
英語名はTOMTOPという会社で2004年に設立されていて、家電や携帯電話、日用品、食品、ノートパソコンなど様々な製品で貿易業務をメインにしている商社のようです。
取り扱い商品として他社の製品を取り扱うだけでなく、プライベートブランドもいくつか取り扱っているようです。
商標登録
Photo via:https://shangbiao.tianyancha.com/36953008t9
Andoerのロゴを商標登録している情報があることから、Andoerもプライベートブランドの一つと考えることができると思います。
ちなみに申請日は2019-08-07なので、Andoerはまだまだ新しいブランドと言えそうです。
Andoerでの取り扱い製品は
ビデオ用品(ビデオ三脚、スライダー、ビデオカメラ、アクションカメラ)、写真用品(三脚、雲台アンブレラ、ライトスタド、ソフトボックス、スポードライト)、写真機材アクセサリー
など、多くの製品を販売しています。
価格は非常に安く、雲台や三脚などは概ね1万円以下のものが殆どです。
Andoerメモ
OEM製品が多い
Andoerのロゴ入りの製品の中には、OEM製品と思われるような他のメーカーでも見られる製品がチラホラ混じっています。
例えば、上記のレベリングベースなどは、全く同じものがいくつもの中華系機材メーカーで自社ブランド品として販売されています。
母体のTOMTOPが商社ということを考えれば、プライベートブランドのAndoerの製品の多くはOEM製品だろうと思われます。
日本での製品購入
Andoerはグローバルな展開をしているようですが製品の販売ははAmazon.comやebay、AliexpressなどのいわゆるオンラインショップがメインのようでB&Hなどの大手販売サイトや実店舗では取り扱われていないようです。
このあたりの展開のやり方は他の中国の激安メーカーであるINNORELやARTCICEとも共通する部分で、中国の商社の典型的な展開方法かもしれません。
また、日本の正規代理店なども無いようで、Andoerの製品をAmazonなどで購入することになるようです。(2021年1月現在)
● Amazon公式
日本でAndoerの製品の購入者のレビューを見ると、GoProのようなアクションカメラが5,000円程度で購入できることから、主にアクションカメラを購入している人が多く見つかります。
もちろんこれらのアクションカメラも同様のスペックのカメラが有象無象のよく分からないメーカーから激安で販売されていることを考えれば、OEM的な製品だろうと思われます。
なので、一般的な機材メーカーというよりは、激安、格安中華製品をお試しや使い捨て感覚で購入する際に便利なブランドの一つというところになるかと思います。
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