ブログに写真は必要不可欠
一昔前は「テキストサイト」などというものがあり、写真が無いサイトでも人気サイトはありましたが、今ではすっかりブログなどの更新には写真が必要不可欠となりました。
僕個人的にはそれほど写真に興味が無いということもあって、ブログを書きはしても写真にはあまり力を入れていなかったのですが、ブログにおける写真のポジションはかなり重要になってきました。
そんなわけで「ブログの写真に関する考えを改めなければ・・・」と感じることが多くなり、カメラを買うことになりました。
PENTAX Q7を買いました
コンパクトで手軽で便利なカメラ
僕がブログの写真を撮影するのに使用していたカメラは、コンデジと呼ばれる安価なカメラでした。
しかし、画質などを考えると良いカメラとはとても言えない状態だったので、もう少しグレードの高いカメラで写真しなければと思い、購入したのがPENTAXのQシリーズであるQ7というカメラでした。
2016年6月現在でQシリーズの最新版はQ S-1ですが、センサーサイズが同じことや機能もマイナーチェンジレベルくらいの違いしかないため、安価なQ7を購入するに至りました。
コンパクトなボディなので、センサーサイズは当然小さく、本格的な用途で使うには満足出来る画質ではないカメラですが、ちょいちょいと子供を撮影したり、ブログ用の写真を撮影するレベルの用途であれば、全く充分過ぎると思える性能と画質なので、個人的には良い買い物をしたと満足しております。
PENTAX Qシリーズの標準となる2つのレンズ
さて、PENTAX Qシリーズはコンパクトボディながら、レンズ交換式のカメラなので、気分的には本格的な一眼カメラを扱うような楽しみも感じることができます。
レンズはいくつかタイプの違うレンズが発売になっていますが、最も基本的なレンズとされるのが 02 STANDARD ZOOMと 06 TEREPHOTO ZOOMの2つのレンズです。
とりあえずこの二本のレンズを持ってさえいれば、近距離から望遠まで、殆どの場合で用事が足りることになります。
そもそもブログで使用する写真を撮影するためにPENTAX Q7を購入した僕は、卓上に置いた小物を撮影するのがメインになるはずだったので「ズームは必要ない」と思い、最初は02 STANDARD ZOOMだけのセットを購入して使用していました。
しかし、いざ写真を撮り始めると思いの外楽しくて、いろいろと試したくなった結果、一本のレンズでは要求をカバーしきれなくなってしまい、結局後から06 TEREPHOTO ZOOMを買い足してしまいました。いわゆるレンズ沼の入り口ですね。
02 STANDARD ZOOMは部屋の中で撮影する分にはだけだと充分なんですが、子供の顔をアップで撮影したりするにはたとえ部屋の中であってもちょっと厳しくて、もう一歩届かない感じなのです。
そんなわけで、屋外で撮影すると全くアップで撮影できないので「もう少しアップで撮影したい!」ってことで06 TEREPHOTO ZOOMを買ったというわけです。やっぱり子供の顔はアップで撮りたいじゃないですか。
02 STANDARD ZOOM
02 STANDARD ZOOMで撮影した公園の木。
それほど高くない木ですが、テレ端で撮影してもこの程度。
06 TEREPHOTO ZOOM
06 TEREPHOTO ZOOMで50mほど先の風景をズームで撮影した場合。
思いっきり望遠とはいきませんが、そこそこ遠くまで撮影できるようになりました。
背景ボケした写真を撮りたい
PENTAX Q用のレンズでは背景ボケ写真は撮れない
折角、コンデジから脱却してワンステップ上のカメラにしたのですから、チャレンジしたい写真がありました。
「手前ピンの背景ぼかし」などと言われる写真です。
いろいろなブログなどでもよく見られる写真ですが背景がボケているとカッコ良いのですよね。特にブログで卓上のものをよく撮影する僕にとっては、とても憧れる撮り方ですし、背景をボカすことでメインの被写体をハッキリさせられるのが魅力です。
背景ボケの写真を撮るためには02 STANDARD ZOOMや06 TEREPHOTO ZOOMでは撮れないので、単焦点レンズを手に入れることになりました。
背景ボケのためにCマウントの単焦点レンズを手に入れる
PENTAX Qシリーズにはあまりレンズの種類がないのですが、フランジバックと呼ばれる、レンズのボトムからセンサーまでの距離が短いカメラなので、アダプタさえあればCマウントレンズなどを使用することができます。
Cマウントレンズは産業用カメラなどでよく使われるマウント形式ですが、昔からあるマウント形式ということもあり、レンズの種類は無尽蔵にあるので、ピンからキリまで選び放題になるのです。
そうすると数万円もする高価なレンズを購入する必要はなく、街のジャンク屋さんなどで扱われている中古レンズでも充分になり、価格も数千円から有って、非常にリーズナブルにいろいろなレンズを試せるようになるのです。
また、PENTAX Qシリーズはセンサーが小さいので、35mm換算するとかなり焦点距離が長く
かなり望遠で撮れるレンズが沢山あります。
これらのレンズを使用すれば、子供のアップも撮れるようになりますし、背景ボケした写真も撮れるようになるというわけです。
とにもかくにも僕はさっそく適当なレンズをヤフオクで仕入れて、いろいろと撮りまくり、ボカシまくりました。
背景ボケサンプル
一般的に大きなセンサーほど被写界深度が浅くなるので、小さなセンサーのカメラはボケずらくなると言われています。
そのため、いくらCマウントの明るい単焦点レンズにしてもぼかせる感じは限界がありますが、それでも標準レンズでは撮影できなかったような背景がボケた写真が撮れるようになり、かなり写真を楽しむことができるようになりました。
単焦点レンズ01 STANDARD PRIME
純正レンズで背景ぼかしができると01 STANDARD PRIM。
02 STANDARD ZOOMと撮影距離は被っているものの、非常に使いやすい画角とF1.9の明るいレンズなので、背景をぼかしやすく、近距離の撮影もできるレンズです。
01 STANDARD PRIMの存在を知った時「あ、これで良いんんじゃない?」と思ったので早速購入してみました。
06 TEREPHOTO ZOOMと比べると高さは半分以下です。
かなりコンパクトなレンズで、PENTAX Qシリーズへの取り付けた際の見た目は一番マッチっているように思います。
個人的には最も使うレンズになりました
Cマウントのレンズに比べるとボケ具合はかなり弱いですが、それでも良い感じのボケ具合の写真が撮影できるようになりました。純正なのできちんとオートフォーカスも効かせられるしかなり調子が良いレンズです。
F1.9の明るいレンズなので室内撮影でも手ブレもしづらくなり、01 STANDARD PRIMEを購入以降、もっぱらこのレンズばかりを使用する状態となってしまいました。
卓上の小物を中心に撮るのは、01 STANDARD PRIMEがあれば充分ですし、屋外のスナップ撮影にも適している評判通りのレンズで、持ち運びのし易さや、綺麗な画質などで写真を撮ることが楽しくなり、01 STANDARD PRIMEを購入してから、カメラを持ち出して外で写真を撮ることが多くなりました。
やっぱり道具って大切ですね。
ちなみにもっと上手に写真を撮りたいという思いからマニュアル本も買いました。多機能カメラは裏を返せば最適なモードで撮影しないと、逆にちゃんとした写真が撮れないことも多々あるのですよね。しっかり勉強して魅力的な写真が撮れるように頑張りたいと思います。