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Leofoto Leofoto 三脚

【Leofoto】システマティック三脚LM-365C(サミットシリーズ)購入レビュー

更新日:

Leofotoのシステマティック三脚LM-365C(サミットシリーズ)購入レビュー

Leofotoの三脚の中で最高峰を意味するサミットシリーズであるLM系列の三脚LM-365Cを購入したのでレビューを書いてみます。

LeofotoのサミットシリーズはGITZOの三脚で言うところのシステマティック三脚で携帯性を優先させているレンジャーシリーズ(LS系列)よりも拡張性や剛性を優先させていてる三脚で、より大きなカメラシステムで使用することができます。

Leofotoのシステマチック三脚サミットシリーズ(LM系)

Leofotoのシステマチック三脚サミットシリーズ
Photo via:https://leofoto.com/products_detail.php?id=375

システマチック三脚

Leofoto(レオフォト)の三脚のサミットシリーズ(LM系列)はLeofotoの三脚の中では最も新しいシリーズになります。

一般的にシステマチック三脚と呼ばれる三脚で、マウント部分を入れ替えられるような構造になっていて、通常のフラットベースマウントの他、ハーフボウカップや、エレベーターと呼ばれるセンターポールなど、用途に応じて拡張させられる便利なシステムが採用されています。

Leofotoのシステマチック三脚と言えばマウンテンシリーズ(LN系)がありますが、国内販売でも一部の商品で製造中止のアナウンスがされていたりするので、新しいシステマチック三脚であるサミットシリーズに刷新されるのではないかと思います。

余談になりますが、Leofotoの製品は時期によって品質が違うような印象があり、個人的には下記のような分類をして製品を見ています。

● 第一期:アルミ三脚やOEM製品メイン
● 第二期:ーボン三脚とオリジナル製品とOEM
● 第三期:高品質なブランド化を意識した現在の展開

Leofotoの三脚で言えば、LNシリーズのように、三脚に取り付けられたハンドグリップが茶色の三脚は第二期の製品で、レンジャーシリーズのように青をイメージカラーにしたものが第三期の製品になる感じです。

メーカーがそのようなことを公表しているわけではなく、個人の印象としての判別で、第一期、第二期、第三期などの明確な分類があるわけではありませんが、Leofotoウォッチャーとして、商品購入の際の線引にしています。

ちなみに品質はどんどん向上している感じで第三期の製品の方が品質が良いと思われるので、僕がLeofotoの製品を購入する際には第二期以前の製品は避けて、なるべく第三期の製品を購入するようにしています。

そういう視点でも新しいサミットシリーズ(LM系列)は期待のできる三脚だと思います。

Leofoto サミットシリーズ(LM系列)

サミットシリーズ

Leofotoのシステマチック三脚のサミットシリーズは下記のようなラインナップになっています。(2020年8月現在)

(最大高 / 耐荷重量 / 収納高)
LM-323C 1400mm 25kg 610mm
LM-324C 1450mm 25kg 520mm
● LM-324CL 2020mm 25kg 678mm

LM-362C 370mm 45kg 270mm
LM-363C 1350mm 35kg 595mm
LM-364C 1450mm 30kg 530mm
LM-365C 1540mm 25kg 490mm

● LM-402C 450mm 50kg 298mm
● LM-404C 1780mm 40kg 630mm
● LM-405C 1656mm 40kg 530mm

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大きなカメラ用の三脚で価格が高め

脚の最大径は32mm以上になっていて、耐荷重量はいずれも25kg以上となり、一眼レフなどの重たいカメラを載せることを前提としたシリーズです。

ちなみに脚の最大径が40mmの超極太カーボン三脚のLM-40シリーズは2019年末に発表された三脚で、2020年春から販売が開始されているものと思われますが、日本での取り扱いは7月くらいから始まりました。

● LM-404C(679ドル / 110,000円)
● LM-405C(699ドル) / 115,000円

既に販売されているLM-36シリーの価格は下記の通り。

● LM-364C(599ドル / 102,000円)
● LM-365C(599ドル / 108,000円)

価格は上記のような感じで三脚としてはかなり高級ですね。
実売価格は定価よりも2万円くらいは下がりそうですが、それでも安くはない価格なので、GITZOやRRSなどのハイブランドも見えてくるため、「安いのに品質が良い」で評判になったLeofoto的にはなかなか厳しい価格になりそうです。

Leofoto LM-365C

Leofoto LM-365C全体

Leofoto LM-365C基本スペック

● 伸長:1540mm
● 収納高:490mm
● 最低高:80mm
● 段数:5
● パイプ径:36mm / 32mm / 28mm / 25mm / 22mm
● 耐荷重量:25kg
● 重量:1.97kg

同クラスのGITZOの三脚との比較

Leofoto LM-365CのスペックはGITZOのシステマチックシステマティックカーボン三脚4型5段(GT4552TS)やシステマティック三脚4型5段(GT4553S)と近いかと思います。

GT4552TS / GT4553Sスペック
● 伸長:1340mm / 1360mm
● 収納高:485mm / 480mm
● 最低高:85mm / 90mm
● 段数:5
● 耐荷重量:25kg
● 重量:2.15kg / 2.23kg

というような感じで、まるでGITZOを意識したかのようなスペックになっていますね。

機内持ち込みもできるサイズの極太三脚

機内持ち込みもできるサイズの極太三脚

Leofoto LM-365Cは5段なのでセッティングでは多少面倒な部分がありますが、収納高が490mmになり機内持ち込みもできるコンパクトなサイズ(収納高:490mm)の三脚です。

上記はLeofotoの三脚の中でもコストパフォーマンスが良いと評判のレンジャーシリーズLS-323C(機内持ち込み不可)との比較ですが、LS-323Cと比べると、かなり短いのがお分かりいただけると思います。

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コンパクトなシステマチック三脚

GITZOとLeofotoの比較

システマチック三脚と言えばやはりハーフボウルを使用できることが一番の利点だと思いますが、対応サイズがシリーズによって異なるので注意が必要です。

● 75mmボウル対応 LM-32シリーズ/LM-36シリーズ
● 100mmボウル対応 LM-40シリーズ

上記のような感じなのでLM-365Cは小さめの75mmボウル対応になっているため、システマチック三脚でありながらも携行性の高い三脚になっています。

上記の写真ではGITZOの五型システマチック三脚(100mmボウル対応)との比較です。LeofotoのLM-365Cは一回り小さいサイズになっています。

「ブレに強い太い脚」「動画で使いやすいハーフボウルカップ対応」「携行しやすいサイズ」という条件で新しい三脚を探していて、条件に当てはまったのがLM-365Cだったというわけです。

コンパクトにするために5段三脚となり、セットアップの際に手間が増えてしまうというデメリットがありますが、このサイズ感と携行性の高さはやっぱり魅力です。

伸長が1540mmというのは高さ的にはもうひと踏ん張りしたい感じもあります。この点についてはシステマチック三脚なので高さが必要な時にはセンターポールを追加すれば良いだろうというところで妥協ができました。

Leofoto LM-365Cレビュー

マウント部分

アペックス(頂点)部分

Leofoto LM-365Cはマウント部分を交換できるシステマチック三脚ということで、最大の特徴はやはりマウント部分かと思うので、まずはマウント部分を中心にしたレビューです。

基本のマウント部分は3/8"ネジが備わったフラットベースプレートになっています。目的に応じて、ハーフボウルアダプターやセンターポールなどに交換できるので利便性の高い三脚です。

フラットベースプレート面の直径は75mmなので、ほとんどの雲台は余裕で載せられる大きさですね。

裏側

フラットプレートの裏側にはフックが備わっていて、ウェイトを提げることができるようになっています。

組み合わせ例 Leofoto ギア雲台G4(ベース径60mm)

ギア雲台G4

Leofotoの製品では、大きなカメラ用の雲台のベース径は60mmに揃えられているのでLMシリーズのマウント部分には全ての雲台が余裕で載せられる大きさになっています。

上記はLeofotoのギア雲台G4をLM-365Cに載せた状態です。見た目が悪くなるということはなく、ベストなサイズ感です。

その他のベース径が60mmの雲台は下記の通り。

● ギア雲台 LH-40GR
● ギア雲台のG2
● 自由雲台LH-40などの

ちなみにLeofotoのギア雲台G4についての使用レビューは下記のページでまとめていますので参考にしてください。

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組み合わせ例 Leofoto 自由雲台LH-55(ベース径72mm)

自由雲台LH-55

Leofotoの雲台の中で最もボトム径の大きな自由雲台はLH-55です。
ベース部分の直径は72mmなのでサイズ的にはピッタリですが大きなLM-40シリーズがの方がベストマッチだと思います。

いずれにしてもLH-55を使用すると大型三脚に相応しい、ずっしりとした安定感が得られます。

75mmハーフボウル対応のアダプターが付属

75mmハーフボウル対応のアダプターが付属

Leofotoのサミットシリーズにはのハーフボウルアダプターが付属しています。

● LM-40シリーズ 100mmのハーフボウルアダプター
● LM-36シリーズとLM-32シリーズ 75mmのハーフボウルアダプター

GITZOなどには付属していないので別途購入する必要があるのですが、Leofotoの三脚には付属しているので、既にハーフボウルを持っている人などは追加の出費もなく三脚をハーフボウル化することができます。

個人的には、せっかくシステマチック三脚を使うのであれば、フラットベースマウントではなく、ハーフボウルやエレベーターを付けて使用したいと考えるので、ハーフボウルアダプターを追加購入しなくて良いのは非常に有り難いです。

アダプターの交換方法

75mmハーフボウル対応のアダプターが付属<

アダプターの交換方法はGITZOなどの他のメーカーのシステマチック三脚と同じです。言葉で説明するよりは動画を見た方が分かりやすいので作成した動画を下記に掲載しておきます。

ハーフボウル

ハーフボウルレ

ハーフボウルは残念ながら付属していないので別途購入する必要があります。ハーフボウルレは75mmや100mmなど共通のサイズになっているので、サイズさえ適合していれば好きなメーカーの製品を選択しても良いと思います。

しかし、ハーフボウルの高さなどの形状はメーカーにより異なるで、メーカーを混在させるのではなく、同じメーカー同士を組み合わせるのが問題が少ないと思います。

Leofotoのハーフボウル

LM-36シリーズ / LM-32シリーズ用(75mm)

Leofoto LMシリーズ用ハーフボウル
Photo via:https://leofoto.com/products.php?cateid=86

● YB-75LC (アルカスイス互換レバークランプ)
● YB-75MC (アルカスイス互換レバークランプ)
● YB-75SC (アルカスイス互換レバークランプ)

YB-75LP (3/8"ネジ)
YB-75MP (3/8"ネジ)
● YB-75SP (3/8"ネジ)

LM-40シリーズ(100mm)

LM-4シリーズ(100mm)
Photo via:https://leofoto.com/products_detail.php?id=386

● YB-100LP
● YB-100MP
● YB-100SP

ハーフボウル取り付け

ハーフボウル取り付け

ハーフボウルはマウント部分と脚部分の2つのパーツから構成されていて、2つのパーツでアダプターを挟むようにして取り付けます。

ハーフボウル

写真分野だとハーフボウルはあまり馴染みがないかもしれませんが、ビデオ雲台などはボウル型レベリングベースと一体型の製品も多く、動画の分野では一般的なマウント方法です。

ハーフボウルは重たい機材が乗っていても水平を出しやすいというメリットがあるほか、見た目的にも「やる気感」が出るので、せっかくシステマチック三脚を使うのであればハーフボウルを是非使用したいところです。

Leofotoの旧式レベリングベースは買ってはいけない

ハーフボウル

Leofotoのハーフボウルには、他にもLeofoto 75mm Half Ball Adapterと呼ばれる製品があります。

他のハーフボウルが日本価格で12,000-15,000円程度なのに対して、このハーフボウルは5,000円程度でかなり安いです。

この製品はLeofotoの初期の製品と思われ、品質も一昔前の激安中華製品レベルの粗悪な品質で、とても5,000円の価値があるものではありません。

5mmハーフボウル

しかも75mmハーフボウルと説明されているにも関わらず、実際は60mmカップ用のハーフボウルなのでLM-365Cなどで使用する75mmのアダプターで使用すると、ハーフボウルがカップに埋もれてしまって不格好になります。

上記の写真は75mmのカップに入れた状態です。使えないわけではありませんがイレギュラーな使い方になるので普通はこんな使い方をすることはありません。

これを75mmハーフボウルとして売っていたわけですから、ハーフボウルとは何かを知らなかったんじゃないかという説さえあるくらいの酷い商品です。

僕はこのハーフボウルを購入してしまったわけですが、手に取った瞬間に投げ捨ててしまいたくなるような品質で、いずれ酷評レビューでも書いてやろうかと思ったくらいです。

しかし、Leofotoは黒歴史としてこの製品を公式サイトから消しているのと、上記の品質の良いハーフボウルを新しく開発してくれたので、必要以上に言及しないようにしますが、まだ一部の市場では販売されている(2020年5月現在)ようなので、購入時には注意が必要です。

ビデオ雲台 Lefoto BV-10

ビデオ雲台 Lefoto BV-10

ハーフボウルを使用して、Leofotoのビデオ雲台BV-10と組み合わせた状態です。
見た目のバランスも良い感じになります。

三脚の重量軽いのでティルトなどの動きの際に脚が浮いてしまうこともあるので、ハーフボウルのフックにウェイトを載せるなどした方がより安定して使用できます。

Leofotoのビデオ雲台については下記の記事でレビューしているので参考にしてください。

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開脚角度調整

開脚調整

台座部分以外の仕様は基本的にはレンジャーシリーズなどLeofotoのその他の三脚と同じです。

例えば、開脚角度の調整は脚の付け根の部分のパーツを引っ張ることでロックを外して三段階で調整でき、開いた状態から閉じることで所定の角度になると「カチッ」という感じで半自動的にロックされます。多くの三脚で採用されているのでLeofotoの三脚を使用している人のみならず、おなじみの機構がサミットシリーズでも採用されています。

開脚角度は最も開いた状態で85度、中段で55度、通常で23度になります。

ロックナットと脚の伸縮

ロックナットと脚の伸縮

ロックナット方式です。
レバー派とロックナット派で好みが分かれるところと思いますが、個人的にはロックナットの方が見た目的にも機能的にも好みです。

素早く気持ちの良い伸縮ができます。
三脚の脚が太くなってくると、摩擦が増えるのか伸縮の際に多少なりに引っかる感じが出たりするものですがLS-365Cに関しては気になるレベルでの引っかかりもなくスムーズな伸縮ができます。

脚の太さは上から36mm、32mm、28mm、25mm、22mmです。
このあたりはLeofotoの三脚の共通のパイプが使われているので分かりやすいですね。

安定性

段数が多くなると必然的に剛性は下がってしまい、タワミや揺れの原因になってしまうので脚を伸ばす場合にはしっかりとロックナットを締め込まないといけません。この点についてもロックナットを採用した三脚では同じだと思います。

ロックナットをしっかりと締め込みさえすれば、カチッとした感じで揺れはほとんどなくなります。

最も細い脚でも22mmあるので、よっぽど重たい機材でなければ十分支えられる剛性はあると思いますが、より剛性を求めるのであれば、四段での使用が最も安定感があると思います。

石付き

石付き

石付き部分はスクリュー式になっていて劣化した場合は交換できるようになっています。

レンジャーシリーズなどと同用意、金属製のスパイクも付属しているので岩場などでの使用の際など、撮影条件に応じて交換することができます。

僕は動画撮影でも使いたいと考えているので、安定感と接地感をアップさせるためにフラットタイプのSC-80を別途購入して交換しようかなと考えています。

三脚バッグが付属

三脚バッグが付属

Leofotoの三脚LM-365Cには三脚バッグも付属しています。
ちゃんとクッションも入っていて意外としっかりとしたバッグなので大変有り難いですね。

ただし、長さに余裕があるわけではないので、例えばビデオ雲台を取り付けた状態では収納することができませんし、LH-55などの大きめの自由雲台だと、ギリギリな感じです。LH-40あたりであればピッタリのサイズになると思います。

Leofotoの製品にはスパイクや、ハーフボウルアダプターなど、普通のメーカーでは別売品になっているようなアクセサリーが同梱品として含まれているので、その点のお買い得感は大きいですね。

Leofotoのシステマチック雲台 LM-365Cまとめ

ハーフボウルアダプター

Leofotoのシステマチック三脚のサミットシリーズは、その名の通り「サミット(頂点)」を意識した三脚で、Leofotoの三脚の中でも本気度が高くプロ用とでもしっかりと支えるような三脚になると思います。

一般的にはシステマチック三脚は重くなりがちですが、Leofotoのサミットシリーズはほかメーカーの同サイズの三脚と比べても軽量なので、持運びを考えて、少しでも軽量化したい人にとっても魅力的な三脚だと思います。

価格的にもGITZOがライバル?の厳しさ

では、Leofotoのシステマチック三脚のLMシリーズは「買いなのか?」というところになると、非常に微妙な感じです。問題はやっぱり価格ですね。

LM-365Cの日本の価格は85,000〜95,000円くらいで、やはり高いです。
しっかりした極太カーボン三脚と考えれば適正価格な感じもしますが、そこまで三脚にお金を掛けられる人は、おそらくGITZOなども検討されると思うのです。

カーボン製でそれなりにしっかりとした品質で、アクセサリー類も付属していますが、GITZOが見えてくるような価格になると、あえてLeofotoを選択する人はほとんどいないんじゃないかと思います。重さのアドバンテージも数百グラムですからシステマチック三脚を持ち運ぶような人にとっては、重量よりも性能や安心感が優先されるでしょう。

もうひと頑張りすればGITZOが買えるとなれば、システマチック三脚を求める層は十中八九GITZOを選択するんじゃないでしょうか。

もちろんLeofotoの三脚もしっかりとしていて十分に良い品質だとは思います。しかし、GITZOの三脚ほどのガッチリ感は無いのかなと感じますし、システマチック三脚はある程度の重量があった方が良いというのも実際のところで、レンジャーシリーズ(LS系列)ほどの訴求力がない気がしますね。

実際問題でLeofotoのセンターポールレスのレンジャーシリーズはそこそこ売れていると思いますが、サミットシリーズはGITZOの三脚とガチの比較になってしまうので、厳しい戦いを強いられているのではと思います。

基本的には良い三脚だと思うんですが、価格がね。。。というところです。

拡張して使用する前提ならおすすめ!

ギアセンターポール

ただし、フラットベースマウントではなく、ハーフボウルやセンターポールなどを使って三脚を拡張させたい人にとっては価格的なメリットが大きくなると思います。

GITZOでこれらのアクセサリーを追加して運用しようと思うと、三脚の他に2〜5万円は余計に費用が必要になります。Leofotoの場合はハーフボウルアダプターが付属していますし、1万円程度を追加すれば、ハーフボウルなどのシステムを組めるわけです。ギアセンターポールだって2万円ちょっとで購入できます。

なので三脚を拡張して使用することが前提であれば、GITZOとLeofotoでの価格差はそこそこ大きくなりますから,Leofotoを検討しても良いかなという感じになります。

誤解の無いように繰り返しますが、価格的にGITZOの三脚も考えられるのでGITZOとの比較をしているだけであり、Leofotoの三脚の品質が悪いわけではありません。サミットシリーズの三脚自体は価格を考えても良い品質だと思います。GITZOというブランドに拘りがなければ、満足度の高い三脚であることは間違いないでしょう。

以上、Leofotoの三脚サミットシリーズ LM-365Cのレビューでした。購入の検討をされている方の参考になれば幸いです。

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