Leofoto レベリングベースLB-60N
Leofotoのレベリングベース。
撮影時に三脚でできるだけ水平を出すのは基本ではありますが、三脚だけで水平を出すのは脚の伸縮を調整しながらなので、面倒なのが実際のところです。
自由雲台を使用しても、カメラの水平出しは簡単にできますが、雲台のベース部分で水平を出すわけではないので、パノラマ撮影など、カメラの水平をキープしたままパンニングさせるような撮影では機能しません。
台座から水平を出したい場合には、レベリングベースを使用すれば簡単に水平が出せるようになります。
Leofoto レベリングベースLBシリーズ
Leofotoのレベリングベースは台座部分の径の大きさが異なったモデルが複数存在します。
いずれも、黒くアルマイトされたパーツとシルバーでアルマイトされたパーツのコンビネーションが、なかなかカッコ良いデザインです。
LB-60N
台座直径: 60mm
高さ: 50mm
耐荷重量: 15kg
重さ: 206g
LB-65
台座直径: 65mm
高さ: 53mm
耐荷重量: 18kg
重さ: 234g
LB-75
台座直径: 75mm
高さ: 59mm
耐荷重量: 25kg
重さ: 322g
LB-75S
台座直径: 77mm
高さ: 59mm
耐荷重量: 25kg
重さ: 346g
システマチック三脚用
旧モデル LB-66
現行モデルのレベリングベースはデザインも良く、質感も良い感じではありますが、Leofotoには、初期の頃からあるLeofotoのレベリングベースはLB-66も存在します。
僕はこのレベリングベースを持っていますが、お世辞にも品質が良いとは言えない、いかにも中国製品らしい品質で、類似した製品が他メーカーからも多数見つかるような、典型的なOEM的な製品でした。
詳しくは下記の記事で解説していますので興味のある方は是非、お読みください。
とにもかくにも、この何の変哲もない中華品質丸出しの雲台から一気に飛躍して、デザインも品質もアップしたレベリングベースは、Leofotoの製品の中でもとても魅力的な製品の一つです。
参考 LB-66
参考 LB-60N LB-65
参考 LB-75 LB-75S
RRS ユニバーサルレベリングベース TA-U-LB
RRSのユニバーサルレベリングベースのTA-U-LBです。
Leofotoのレベリングベースと同じく、三脚ネジ穴の着いたフラットベースにレベリングベースが付属したタイプで、バタフライ型のレバーが独特ですね。
デザイン的にもLeofotoのレベリングベースとよく似ています。
KIRK Kirk TLB-1 Leveling Base
RRSのレベルンベースがリリースされた後に、Kirkからもレベリングベースが発売になりました。
KirkのレベリングベースもRRSの製品によく似ているので、三脚の形がどのメーカーでも似ているのと同様に、雲台の形が似てしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
Leofotoのレベリングベースは、RRSとKirkの二つのメーカーの製品を合わせたようなデザインですね。
参考 Leveling Base with 3/8-16 mounting stud