Leofoto Rapid ranger シリーズ
基本的な機能はRangerシリーズと同じで、センターポールレスでスリムで収納できる携行性の高い三脚です。
通常のRangerシリーズとの違いは、脚の固定がナットではなく、レバー方式になっている点です。
レバー方式
脚の伸縮にレバー方式が採用されたことで、全ての脚の固定を一気に解除できたり、ワンタッチで固定ができるため、一般的なナットロック方式と比べると、素早いセッティングが可能になります。
例えばカメラをセットした状態で、少しだけどこかの脚を伸ばしたい場合、ナット式よりもレバー式の方が、簡単にロックを解除できてササッと調整ができるというメリットがあります。
特に、重たい機材を載せているような場合、ナットロック方式だとロックを解除する作業に苦労したりするのですが、レバー方式だと機材を手で抑えたような、片手でもロックの解除や固定ができるのです。
反面、ロックの掛かり方が0か1かなので、迂闊にレバー緩めて一気に脚が縮んでしまい、転倒などの事故も起きやすくなるので、この点においては、注意をしておいた方がよいでしょう。
レバー方式かナットロック方式か
現在の写真用の三脚で主流なのはナットロック方式ですが、一昔前はレバー方式の三脚も多くあったように記憶しています。
三脚のスリム化を考えたときに、ナットロック方式の方がコンパクトで軽量化させやすいというのも理由としてあるでしょうし、機能的な部分では、締め付け具合でテンションを調整できるので、上記に書いたように、一気に開放されてしまって「ストン」と落ちてしまうような事故も少なくなります。
ただし、一長一短で、どちらが優れているかは、結局は好みの部分もあったりもします。
個人的にはナットロック方式の方が好きではありますが、Leofotoのレバーのデザインは洗練された感じもあって、これはこれで魅力を感じます。
Leofoto Rapid ranger シリーズのラインナップ
LSR-284C
最大高 1300mm / 収納時 475mm / 耐荷重量 10kg
LSR-324C
最大高 1400mm / 収納時 515mm / 耐荷重量 15kg